第3回「Terroir.awards 2025」開催!ノミネートワイナリーを発表します!受賞ワイナリー発表は3月22日(土)12時

皆さま、こんにちは!いつも「Terroir.media」をご覧いただき、ありがとうございます。「Terroir.media」は、個性と魅力あふれる日本のワイナリーを紹介するWebメディアです。日本全国のワイナリーにインタビューを実施して、こだわりのぶどう栽培やワイン造りを徹底取材してお届けしています。

『日本のすべてのワイナリーにスポットを当てる祭典「Terroir.awards 2025」開催』

「Terroir.media」では、今回で第3回となる「Terroir.awards 2025」を開催します!「Terroir.awards」とは、日本ワイナリー応援webメディア「Terroir.media」がこれまでに紹介したワイナリーにスポットを当てる、日本のワイナリーのための祭典です。

▶︎「Terroir.awards 2025」開催趣旨について

◆Mission:
「日本ワイン」を普及させることが、私たちの使命です   

◆Vision:
「日本ワイン」を普及させるために、「Terroir.media」は「日本のワイナリー」にフォーカスし、「すべての日本のワイナリー」の素晴らしさをより多くの人に伝えます

◆Value
「Terroir.media」にて2024年にワイナリー紹介記事が掲載されたワイナリーにスポットを当てます

現在、日本のワイナリーは500を超えるといわれています。「Terroir.media」は、「Terroir.awards」を通じて、すべての「日本のワイナリー」にスポットを当て、より多くの方に「日本ワイン」を楽しんでもらうきっかけをつくりたいと考えます。日本ワイン普及に貢献し、日本ワインが「文化」「産業」として定着する一助となれば幸いです。

読者の皆様がお住まいのエリアにあるワイナリーを訪れるきっかけをつくりたい。より多くの方に日本ワインを飲んでもらい、日本ワインに興味を持つきっかけをつくりたいとの思いから、「Terroir.awards 2025」を開催します。

第1回「Terroir.awards 2023」は、ワイナリーの皆様、日本ワイン応援者80名をお招きし、東京銀座にて受賞式・パーティーを開催しました。レポート記事はこちらからご覧いただけます。

第2回「Terroir.awards 2024」はwebメディア上で開催しました。受賞ワイナリー発表記事はこちらからどうぞ

第3回となる「Terroir.awards 2025」もwebメディア上で開催いたします。受賞ワイナリーの発表は、3月22日(土)12時におこないます。
どうぞお楽しみに!

『各大賞ノミネートワイナリーのご紹介』

「Terroir.awards 2025」で各大賞に選出されたノミネートワイナリーを発表致します!「Terroir.awards 2025」では、5つの大賞を設けました。

▶︎「Terroir.awards 2025」審査対象ワイナリー

「Terroir.awards 2025」の審査対象は、2024年1月〜12月に「Terroir.media」にワイナリー紹介記事を掲載した59ワイナリーです。

▶︎「Terroir.awards 2025」各大賞とノミネートワイナリーのご紹介

それでは、各大賞にノミネートされたワイナリーを紹介します!

☆新進気鋭大賞☆(審査員審査により大賞を決定)

「Terroir.media」にて2024年に紹介記事が掲載されたワイナリーの中で、新規参入かつ、ぶどう栽培開始時期が2020年以降のワイナリーを選出します。ノミネートされた5ワイナリーはこちら!

North Creek Farm(北海道)
関東在住だった鈴木さん夫婦は、ワイン好きが高じて北海道に移住。仁木町の地域おこし協力隊として3年間活動しながらぶどう栽培・ワイン造りをスタート。可能な限り化学薬品や化学肥料を使用しないぶどう栽培を目指す。24年に自社醸造所がオープンし、多くの人が気軽に訪れるアットホームな空間を提供。

山田堂(北海道)
スペインで栽培醸造を学んだ山田さんは「ドメーヌタカヒコ」での2年の研修を経て、2021年にワイナリーをオープン。日常の食卓に寄り添う「高品質なテーブルワイン」を目指す。有機農業のルールに従いボルドー液と硫黄合剤のみ使用。天然酵母で醸し、亜硫酸は不使用。幅広い層にアピールできるよう、手に取りやすい価格設定に挑む。

スプリングワイン(山梨)
甲府市役所で働いていた佐野いずみさん夫婦が、甲府市の人口流出の課題解決を目指して開いたワイナリー。2024年に甲府駅から徒歩10分の街中に人を呼び込むワイナリーが完成。地元食材を使った料理レシピとワインのペアリングを発信し、地域に根ざすワイナリーとしてイベントも積極的に開催。

seven cedars winery(山梨)
富士河口湖町を拠点に宿泊施設運営をおこなう「株式会社 大伴リゾート」が運営するワイナリー。栽培・醸造責任者の鷹野さんは、生産者の個性とぶどうの個性を消さないワイン造りをおこなう。ワイナリーの裏手には日本初となるワイナリーヴィラが併設され、ワインを楽しむ時間そのものを楽しんでもらう仕掛けが満載。

小浜温泉ワイナリー(長崎)
イタリア料理のシェフで、シニアソムリエの資格を保有する川島さんが、出身地である長崎県小浜町で2020年よりぶどう栽培を開始。「地元でレストランを開き、自作のワインを振る舞い貢献したい」との思いから、地域の食事に合い、高齢の方にも喜んでもらえるワイン造りを目指す。

☆「Terroir.media」大賞☆(仮称)(審査員審査により大賞を決定)

「ワイナリーのこの取り組みが素晴らしい!」という15ワイナリーを「Terroir.media」が事前に選出し、審査員により3ワイナリーを選出して表彰。大賞の名称は各ワイナリーの取り組みにふさわしい賞名にします。ノミネートされた15ワイナリーを紹介します!

Cave d’Eclat(北海道)
ソムリエとして田崎真也氏の元で働いた出蔵さんが、日本ワイン普及活動を行う中で辿り着いた「農業」。可能な限りナチュラルな栽培で、「手作業」を大切にしたワイン造りをおこなう。「除梗」は手作業、「破砕」は足踏みで実施するワイン造りは、ボランティアの参加者からも「感動した」と好評。

つがるワイナリー(青森)
WANO Winery代表の故・八木橋さんの思いを繋いだ藤井さんが、スチューベンの生産量日本一を誇る鶴田町にてリスタート。世界各地でぶどう栽培、ワイン醸造を経験した藤井さんは、地元の若者と様々なコラボイベントを企画。ワインを通じて鶴田町の食文化や伝統文化と地域の魅力を発信する。斬新な発想でのワイン造りで、ワインの楽しみ方を訴求する。

タケダワイナリー(山形)
1920年創業。日本ワインの礎を築き、これからも変わらず山形の味を表現することに邁進する。1970年代と早い時期から欧州系品種の栽培を開始。化学薬品不使用、不耕起、「自然と喧嘩しない栽培」を創業時より貫く。樹齢80年のマスカットベーリーAのみを使ったワインを現在も大切に造り続ける。

高畠ワイナリー(山形)
町をあげての観光拠点として1990年に創業。63軒の契約農家と二人三脚で、世界の品評会でも高評価を受けたフラッグシップ・シリーズのワインから、果実味あふれるフルーツワインまで幅広いラインナップを誇る。主力品種はシャルドネで、今後はボルドースタイルの赤ワインにも注力する。JR高畑駅から徒歩10分の好立地でイベントも定期的に開催。

CAVE D’OCCI WINERY(新潟)
新潟ワインコーストの中心となるワイナリー。宿泊施設・レストラン・カフェ・スパが併設された「滞在するワイナリー」。すべての季節に訪れたくなる仕掛けと温かいおもてなしで訪問者に驚きと安らぎを提供する。海に近い砂質土壌から採れる香り高いぶどうは、毎年変化する気候を柔軟に表現したワインに醸される。

清澄白河フジマル醸造所(東京)
契約農家から購入したぶどうで造ったワインを、醸造所2階にあるレストランでイタリアンベースの創作料理と共に提供する。代表の藤丸さんは、日本にワイン文化を根付かせ、産業として地位が確立することを目指す。ワインショップ、レストラン、大阪の自社畑でのぶどう栽培、子ども食堂などさまざまな事業を展開。

Yoshie Vinyard(長野)
家具職人だった吉江さんが帰郷後、塩尻でのモノづくりとしてぶどう栽培とワイン醸造を選択。新規就農後、ひとりで苦労しながら歩みを重ねた。細部まで行き届いた管理をおこない、自社醸造所設立を目指す。卵が描かれたエチケットは手先が器用な吉江さんお手製の「消しゴムハンコ」。生食用ぶどうも栽培する。

笹一酒造(山梨)
1661年より富士山麓で日本酒を造る日本酒蔵で、ワイン醸造を1953年から開始。山梨の文化と歴史、豊かな土壌、食文化を、日本酒とワインを通じて世界に発信する代表の天野さん。JR東日本中央本線の笹子駅から徒歩3分という好立地で、日本酒とワインの新酒を同時に楽しめる「笹一新酒まつり」をはじめとしたイベントも盛況。

KANATA WINERY(富山)
人口が減少する地元を盛り上げたいという思いから、富山県魚津市で創業。富山県庁で果樹栽培の指導をしていた土井さんが栽培醸造責任者を務める。魚津の豊かな食文化に寄り添うワイン造りをおこない、ピノ・ノワールに期待。SNS発信では自社ワインの魅力だけでなく、ワインの楽しみ方やワイン文化、日本ワインの魅力発信にも力を入れる。

河内ワイン(大阪)
創業90年を迎える老舗ワイナリー。4代目代表の金銅さんが就任後、「お客様に来てもらえるワイナリー」をコンセプトに事業再生を図る。大手企業へ向けた「部活動」の一環としてぶどう栽培とワイン醸造の機会を提供。閑散期にはワイナリースタッフを農家に派遣するなどビジネスモデルが斬新で、輸出にも積極的。

兎ッ兎ワイナリー(鳥取)
「ワイン造りを通じて人の輪を広げ、鳥取の人々に還元したい」という思いから誕生した、鳥取ワインのパイオニア。オリジナル交配品種「宇倍野(うべの)」と「Lino(リーノ)」は、鳥取の環境に適応した品種を作ろうと10年かけて開発に成功。無農薬でも栽培可能かどうかを調べるために4年を費やした。第1回とっとりSDGs企業認証制度に認定される。

GRAPE SHIP(岡山)
フランス料理のシェフであった松井さんが、地元岡山の伝統品種マスカット・オブ・アレキサンドリアを継承することに使命を感じて始めたワイナリー。マスカット・オブ・アレキサンドリアの魅力を引き出し、未来に繋がるワイン造りに奮闘。農福連携や食育活動を通じて地域貢献にも積極的。ワインのエチケットも斬新。

広島三次ワイナリー(広島)
1994年設立当初は観光施設の役割が大きかったが、2013年にニュージーランドでワイン造りを経験した太田さんが着任後、本格的なぶどう栽培とワイン醸造を開始。目指すのは「クリーン」「品種特徴が素直に表れた」「価格を超える」ワイン。太田さんは「一般社団法人 日本ワインブドウ栽培協会」の理事も務め、ウィルスフリー苗木の普及活動にも積極的。

224winery(香川)
子供の頃の思い出の詰まった小豆島にワイナリーを創り、島に新たな産業を起こしたいという思いを胸に、50歳でワイナリー設立を目指し奮闘した志賀さん。雨や台風が多い土地でのぶどう栽培は困難も多いが、志賀さんの「楽しんだもの勝ち」の精神が小豆島に産業を生み、島に新たな伊吹をもたらしている。

久住ワイナリー(大分)
「阿蘇くじゅう国立公園」内にある景観美を誇るワイナリー。存続の危機を克服し、ぶどう栽培とワイン造りを続けてきた。クリーン&エレガントなワインを目指し、「日本ワインコンクール 2023」ではシャルドネのワインが金賞、部門最高賞を受賞。完熟ヤマブドウのワインも好評。

☆ワイナリーが気になるワイナリー大賞☆(ワイナリーの投票により大賞を決定)

「Terroir.media」で今までに取材した日本全国のワイナリーが選ぶ、「ワイナリーが気になるワイナリー」を表彰します。全国のワイナリーからの投票数が最も多いワイナリーを選出します。「Terroir.awards 2024」受賞ワイナリーの皆様にご協力いただき、ノミネートワイナリーを選出しました。ノミネートされた9ワイナリーを紹介します!

タキザワワイナリー(北海道)
コーヒー事業を成功させた創業者が「ものづくりを極めたい」と、手がけていた事業を手放し北海道三笠市でワイン事業を開始。可能な限り有機的な栽培管理をおこなう。「ワイン文化を広めるため、テーブルワインの存在を確立させたい」という創業者の思いから、自社ぶどうと購入したぶどうを使い、異なるスタイルのワインを醸造する。

タケダワイナリー(山形)
「Terroir.media」大賞(仮称)とダブルでノミネートされました!

いにしぇの里葡萄酒(長野)
長野県塩尻市北小野地区、標高850mほどの高地に自社畑を有し、冷涼な気候の特性に合う早熟系品種を中心に栽培する。元料理人の稲垣さんは、同じ品種でも年ごとに異なる印象に仕上がるワインの個性を尊重し、毎年ワインに合ったネーミングをワインに付ける。収穫イベントでは、自身の手料理とワインを参加者に振る舞い大盛況だ。

seven cedars winery(山梨)
「新進気鋭大賞」とダブルでノミネートされました!

Domaine Beau(富山)
富山県高岡市で酒販店を経営していた創業者の中山さんが「これまでお世話になったお客様に恩返しがしたい」と設立したワイナリー。「情熱は伝播する」という中山さんの熱い思いに賛同した醸造担当の松倉さんは、富山市の酒蔵で10年日本酒造りに勤しんだ元蔵人。経験を生かし、ぶどうの個性を生かしたエレガントできれいな味わいのワインを目指す。

カタシモワイナリー(大阪)
1914年創業。老舗ワイナリーとして果たすべき責任に常に向き合いながら、地域と共生し柔軟な発想で挑戦し続ける。甲州のクローン違いの品種「堅下本葡萄」のワインはコクと旨味があり海外でも高評価。「たこシャン(たこ焼きに合うスパークリング)」が、日本ネーミング大賞2024【地域ソウルブランド部門】で優秀賞を受賞した。

兎ッ兎ワイナリー(鳥取)
「Terroir.media」大賞(仮称)とダブルでノミネートされました!

224winery(香川)
「Terroir.media」大賞(仮称)とダブルでノミネートされました!

久住ワイナリー(大分)
「Terroir.media」大賞(仮称)とダブルでノミネートされました!

「Terroir.Awards 2025」受賞ワイナリーの発表は、3月22日(土)12時に「Terroir.media」上で実施いたします。大賞ワイナリーの発表をどうぞお楽しみに!

『「Terroir.awards 2025」審査員の紹介

最後に「Terroir.awards 2025」審査員を紹介します。

◆社内審査員 小松隆史
・株式会社Henry Monitor 代表取締役CEO
・香川大学 イノベーション・デザイン研究所 特命教授
・株式会社小松精機工作所 専務取締役
・株式会社ナノ・グレインズ 代表取締役 他

◆社外審査員 Michi Aki様
・ワインバー『アンビション』店主
・J.S.A.ソムリエ
・ブログ:「ミッチー王子と呼ばないで」
・Instagram:
@mitchiy51 
旅・パーティー・イベント・日常など日記的に紹介
@mitchy_wine.sommelier 
ワイン・ワイナリー・造り手の紹介
@sommelier_mitchy 
家で楽しむワインと食事やスイーツのペアリングの紹介


◆社外審査員 鈴木明人様
・サイエンスラボ代表
「WINE ブラインドテイスティングの教科書」著者
・第4回ヴィノテラスカップ ブラインドテイスティングコンテスト 優勝
・日本ソムリエ協会ワインエキスパートエクセレンス/SAKE DIPLOMA
・薬剤師
・ブログ:「情熱とサイエンスのあいだ」



「Terroir.Awards 2025」受賞ワイナリーの発表は、3月22日(土)12時に「Terroir.media」上で実施します!どうぞ、お楽しみに!

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「Terroir.media」は、個性と魅力あふれる日本のワイナリーを紹介する、日本ワイナリー専門Webメディアです。日本全国のワイナリーにインタビューし、こだわりのぶどう栽培とワイン造りを徹底取材してお届けします。

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