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追跡ワイナリー最新情報

  1. 追跡!ワイナリー最新情報!『フェルミエ』新潟のテロワールを映し出すワインがさらに進化

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  2. 追跡!ワイナリー最新情報!『雪川醸造』新銘柄が続々と登場し、新たな取り組みにも積極的

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  3. 追跡!ワイナリー最新情報!『よさ来いワイナリー』自社醸造所が完成間近、新たな挑戦にも意欲的

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  4. 追跡!ワイナリー最新情報!『はこだてわいん』2023年に創業50周年を迎え、丁寧な栽培管理を改めて徹底

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  5. 追跡! ワイナリー最新情報!『サンサンワイナリー』 新たなチャレンジを続け、「人生を彩るワイン」を造る

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  6. 追跡!ワイナリー最新情報!『霧訪山(きりとうやま)シードル』新たな取り組みで理想のシードルとワインを追い求める

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  7. 追跡!ワイナリー最新情報!『サントリー登美の丘ワイナリー』新ブランド「FROM FARM」を掲げ、さらなる進化を続ける

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  8. 追跡!ワイナリー最新情報!『南三陸ワイナリー』新たな銘柄が登場し、イベントの継続開催で地域活性化に努める

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次に紹介するのは、North Creek Farmの畑で栽培した5種類のぶどうを混醸にした「Blush 2022」。まだ若い樹のため華やかさは控えめだが、飲んだ人からは、ゲヴュルツトラミネールの香りが際立っていると評判だった。
「香りが開くまでには、開栓から少し時間がかかります。少し時間を置いてから飲んでいただきたいですね。ほんのりとピンクオレンジに色づいた、フレッシュな味わいが印象的です」。
「ブラッシュ」とは、薄い色合いのロゼを指す名称だ。
「ブラッシュという言葉には、『頬を染める』という意味もあります。そこで、ファーストヴィンテージのワインを恥ずかしながらもリリースしますという意味も込めて名付けました。ピノ・ノワールから薄く色づいたのだと思います」。

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2023年6月、North Creek Farmはファーストヴィンテージ2銘柄をリリースした。それぞれの銘柄について紹介していこう。
ふたつのワインはいずれも委託醸造だが、使用しているぶどうも委託先も違うため、それぞれ異なる個性を持つ仕上がりとなった。
まずは、近くの農家が栽培したキャンベル・アーリーを使ったペティアンの「for Alice 2022」。キャンベル・アーリーを全房のまま1週間ほどタンクに入れて醸したため、香りと色がより濃く引き出されているのが特徴だ。
アルコール度数は7.5%と控えめで、「いちごレモンソーダ」のような味わいが魅力的。気軽にゴクゴクと飲めるので、暑い時期に冷やし飲むのに最適な1本。ビールに近い感覚でワインが苦手な方にも飲んでみてほしいワインに仕上がった。

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当初はワイナリーの手伝いをすることで満足していたふたりだが、ワインに関連することに関わるほどに、もっとたくさんのことに挑戦したいと考えるようになったそうだ。
そんなとき、東御市のワイナリー「アルカンヴィーニュ」を運営している「日本ワイン農業研究所」が主催する「千曲川ワインアカデミー」が、土日に開講するという情報をキャッチした。
「千曲川ワインアカデミーは、以前は平日開催だったため、参加が難しかったのです。しかし、2018年からは土日に授業があると知り、さっそく受講を申し込みました。千曲川ワインアカデミーでは、ぶどう栽培とワイン醸造についてはもちろん、ワイナリーを開業するためのノウハウも学ぶことができました。次第に、私たちにもふたりでワイナリーを経営することができるのではないかと考えるようになったのです」。

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日本のワイン業界の未来を考え、ひとつずつ着実に行動してきた出蔵さん。親しみやすい味わいを目指したワイン造りからは、「ワインを飲む人の裾野を広げたい」という強い思いが感じられる。
Cave d’Eclatのワインを購入できる場所は限られるが、余市で開催されるワイン関連のイベントなどに出店していることもあるので、北海道を訪れた際にはぜひ足を運んでみるとよいだろう。
自社醸造所のオープンを控えたCave d’Eclatの今後の活躍にも、引き続き注目していきたい。

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2022年の委託醸造に関するエピソードも紹介したい。2022年も北海道はぶどうが豊作だったそうだが、委託醸造は滞りなく進んだのだろうか?
「2022年も豊作だったので、1t分のぶどうを仕込むためのタンクが足りないと委託先に言われてしまい困っていたところ、北海道上川郡東川町の『雪川醸造』さんに受け入れてもら得ることになり助かりました」。
Cave d’Eclatから雪川醸造までは、300kmほどの距離がある。出蔵さんは4時間かけてぶどうを運び、雪川醸造で仕込みをおこなった。

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Cave d’Eclatは、委託醸造でワインを造っている。委託醸造ならではの苦労や面白いエピソードを紹介しよう。2019年の醸造に関するエピソードだ。
「2019年は北海道全域でぶどうが豊作でした。通常は春先に委託先を決めているのですが、豊作すぎてタンクの空きがなくなってしまい、委託できなくなってしまいました」。
北海道はどの地域も豊作だったため、道内のほかのワイナリーに尋ねても、返ってくるのは「タンクは余っていない」という言葉。困った出蔵さんは、逆転の発想に打って出る。道外のワイナリーに委託醸造できないかと考えたのだ。

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これまで醸造家として、満足のいくワインを造ることに全力を注いできた鷹野さん。もちろん、これからも自分自身が納得できる品質のワイン醸造を目指すが、同時に「楽しむこと」も大切にしたいという。
「セブンシダーズワイナリーでの毎日は、私のワイン人生の集大成なのです。『生産者に光を当てる』というワイナリーのコンセプトを大切にしつつ、自分自身も楽しみながらワインを造っていきたいですね。そして、さらなるワインの楽しみ方をお客さまに提供できるワイナリーにしていきます」。

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セブンシダーズワイナリーでは、特にターゲット層は設けていない。ただし、「コンセプトを知った上でワインを飲んでもらいたい」と考えているそうだ。
生産者やぶどう、どのような造りなのかを知ったうえでワインを楽しんでほしい。そこで、製品が生まれた背景を知ってもらえるような取り組みもおこなっている。
「エチケットには、栽培した方の氏名や、使っているぶどうとブレンドの割合などを明記しています。また、QRコードを読み取って、より詳しい情報を確認していただくことも可能ですよ。年齢や性別に関係なく、いろいろな方に飲んでいただけたら嬉しいですね」。

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「ワイナリー設立の企画がスタートしてからは、何もかもがものすごい勢いで進み出しました。オープン予定まではわずか1年半しかない中、怒涛の日々でしたね」。
まず取り掛かったのは、ワイナリーのコンセプト造りだった。伴さんが提案したテーマは、「河口湖でぶどう栽培をすること」。そして、鷹野さんの要望は「生産者に光を当てたワイン造りをすること」。これらを軸に、ワイナリーを造ることが決定した。
「ワイン造りというと、一般的には醸造家が光を浴びがちですが、実はぶどう農家さんあってのワインです。そのため、生産者が表に出て行けるようなワイン造りをしたいと考えたのです」。

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リリース済みの3つの銘柄を紹介しよう。いずれも双葉地区の自社畑で育ったぶどうを使ったワインだ。
ひとつ目は、辛口の甲州白ワイン「SPRING WINE 甲州」。委託醸造先である機山洋酒工業のスタイルを踏襲した、フレッシュでクリアな味わいだ。柑橘系の爽やかな香りが特徴で、天ぷらなどの和食に合わせたい。地元野菜と「SPRING WINE 甲州」のペアリングをいずみさんに提案いただいた。
「野菜や果物系の前菜とよく合いますよ。旬のフルーツのサラダとの相性がよく、『桃とカマンベールの春巻き』『シャインマスカットとカッテージチーズのサラダ』などが美味しかったですね」。

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スプリングワインの公式ホームページでは、地元食材を使った料理のレシピが紹介されている。いずれも、スプリングワインのワインとのペアリングがおすすめだ。
ペアリング料理のレシピを公開している理由について、いずみさんは次のように話してくれた。
「地元の食材と合わせることで、ワインをさらに楽しめます。ワインと料理を通して、地域の魅力をもっと知ってもらいたいですね。山梨県産の食材とワインのペアリングは、今後も積極的に発信していきたいと思っています。醸造所併設のワインバーでは、地元食材を使ったメニューを提供するつもりです」。

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甲府市で生まれ育ち、甲府市役所に就職したいずみさん。野菜ソムリエの資格取得をきっかけに野菜と果物への興味が深まり、次第に、ワインや農業にも関心を持つようになったそうだ。
ワインの美味しさに感動し、より深くワインを知りたいと思うようになったが、その時点ではまだ、仕事を続けながら好きなことを学び続けていけばよいと考えていた。
しかし、ワインの奥深さに触れたいずみさんが、よりディープな世界に足を踏み入れるまでに長くはかからなかった。ワインの知識を身に着けたいとスクールに通い、日本ソムリエ協会の公式資格「ワインエキスパート」資格も取得したのだ。

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