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LOWBROW CRAFTのワイン造りの強みは、先入観にとらわれないところ。赤城さんが自由気ままに表現したエチケットにも、お客様からは多くの反響がある。ワインの味だけではなく、エチケットデザインをきっかけに興味を持ってもらえることが面白く、嬉しいという。
「デザイン制作時にインスピレーションを受けたミュージシャンのファンが、私のワインに興味を持って購入して下さったこともあります。逆に、ワインを飲まれたお客様から『あのアーティストのCDを買って聴いてみました』という声をいただいたこともありますよ」。
ワインはこうあるべきだという既成概念にとらわれずに造った、LOWBROW CRAFTならではの自由な表現が、ワイン好きにも音楽好きも受け入れられたということなのだろう。

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LOWBROW CRAFTのワインは、エチケットやネーミングも魅力的だ。アーティスティックでおしゃれなデザインには、赤城さんのこだわりが詰まっている。栽培から醸造までひとりでおこなっている赤城さんにとって、ワインはひとつの作品といえる存在だ。そこで、エチケットも自分でデザインし、作品を完成させているという。
「ラブルスカ種のワインのエチケットは、私が好きなミュージシャンのレコードジャケットやロゴのオマージュです。一方、自社畑で栽培したヴィニフェラ種のワインエチケットは自分が描き下ろしたイラストを使いました」。
赤城さんは音楽から受けたインスピレーションをもとに、エチケットをデザインする。たとえば、ナイヤガラのワイン「NIAGARA 2022」のエチケットに込められた思いは、「後先考えず突っ走る思春期のような衝動」。エチケットのデザインを眺めて、造り手の思いを感じながら味わってみてほしい。

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「Lo-Fi(ローファイ)」という言葉を耳にしたことがあるだろうか。音楽をレコーディングする際に録音状態が悪いことや、音質が悪いことを表す言葉だという。完璧ではない音楽のジャンルを指す言葉として、「ローファイ・ミュージック」のようにも使われる。意図的に音質の悪い録音機器を使用したり、あえてノイズを取り入れたところに魅力を見出す音楽で、「ローファイ・ミュージック」には、低予算で手軽にできるというメリットがある。
「Lo-Fi」の対義語は「Hi-Fi(ハイファイ)」で、音響機器においてノイズを最小限に抑えて原音に近いことを指す言葉だ。音楽における「Lo-Fi」の定義をふまえた上で、LOWBROW CRAFTのワインは「Lo-Fi」なワインだと表現する赤城さん。
「必要最低限の設備で、シンプルな醸造を目指しています。醸造家ではなく、あくまで農家が造るワインですね。理想のワインありきでコントロールした「Hi-fi」なワインではなく、品種の個性があって洗練されすぎてない、ピュアで雑味のある「Lo-Fi」なワインです」。

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「海外の生産者と話す中でつくづく感じるのは、日本のぶどう栽培の技術の高さです。海外の生産者は口を揃えて、こんなに雨と湿気が多い気候でぶどうを作るのはクレイジーだと言いますよ。日本の生産者の栽培技術は世界一です」。
日本の生産者が素晴らしい技術を駆使して作ったぶどうの特性を、しっかりとワインとして表現することこそが、シャトー酒折ワイナリーの使命だ。世界の優れたお酒を知る企業が作ったワイナリーだからこそ、シャトー酒折ワイナリーは自社製造のワインに対する評価基準も厳しいという。
「雨の多い気候でも健全に育ったぶどうのよさをいかに表現するかが、醸造家の腕の見せ所であり、輸入販売からスタートした企業としての矜持(きょうじ)でもあります。日本ワインが世界に認められつつある今、日本に来た海外の方にも日本ワインを楽しんでもらえるようにしていきたいですね。ワインは非常に情報量が多いお酒ではありますが、難しいものと気負わず、気楽に楽しんでいただきたいです」。

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シャトー酒折ワイナリーは、海外の銘醸地でのワイン造りを熟知する企業が母体のワイナリーだからこそ、生産者の立場に立つことを重視している。
ワインに適正な価格を設定することは、消費者のためだけではなく、生産者とよい関係を築くためにも重要なことだと話す井島さん。
「ぶどう生産者は、自分たちが提供したぶどうがどんなワインになって、どのくらいの利益が出たかという情報を知るすべはありませんでした。しかし、ワイン造りは生産者との協力体制があってこそ成立するものです。そこで私たちは、ぶどうを使用した銘柄や価格などを全てオープンにしました」。

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シャトー酒折ワイナリーは、どのようなシーンで飲まれることを想定してワインを造っているのだろうか。
「ぜひ、家庭の食卓で気軽に飲んでいただきたいですね。日常の食卓に並べられるものでありたいと考えているため、価格設定も大切にしています」。
例えば、最もスタンダードな「Rシリーズ」のワインは、いずれも1,000円台で購入できる。
「さまざまなシチュエーションに応じて選べるようにと考えています。普段はスタンダードシリーズ、特別な場面では上のランクの『キュヴェ・イケガワ』やフラッグシップシリーズを選んでいただくのがおすすめですよ。シーンに合わせて選べる豊富なラインナップをお楽しみください」。

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ファッションと同じように、ワインにもトレンドがある。年ごとに流行るスタイルを少しずつ取り入れることも大切だと語る菅原さんだが、実は最もこだわっているのは「価格」だ。
リタファーム&ワイナリーのワインの主な価格帯は2,000円前後。日本ワインとしては購入しやすい価格だろう。
「価格を上げないように努めています。日本ワインは少し高いですよね。私自身、3,000円以上のワインを買うのには勇気がいると感じることがあるので、手に取りやすい価格にしているのです」。

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リタファーム&ワイナリーからリリースされているワインの中で、おすすめの銘柄を教えていただいた。

「あまり押し付けがましいのは好きではないので、お客様から尋ねられた時には、普段どんなワインを好んで飲んでいるのかを確認した上でおすすめしています。特に人気の商品は、ピノ・ノワールのワインですね。イギリスでおこなわれた国際ワインコンクールで銀賞を受賞しました」。

銀賞を獲得したのは「風のヴィンヤード ピノ・ノワール 2019」である。余市はピノ・ノワールの栽培が盛んな土地だが、面白いことに、ピノ・ノワール100%のワインは同じ余市町内のものでも造り手の個性が表れやすい。リタファーム&ワイナリーの「風のヴィンヤード ピノ・ノワール 2019」は、女性的なニュアンスがあるのが特徴だ。

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ナチュールワインの魅力を知った菅原さんは、ナチュールワインのみを取り扱うワインショップをオープンすることはできないかと考えた。だが、2010年頃といえば、日本ではまだナチュールワインは普及していないばかりか、濁りや澱(おり)があるワインに拒否反応を示す人も多かった時代だ。
当時、菅原さんはワインのインポーターとして働いていたため、国内外のワイン業界の状況を把握していた。そのため、ナチュールワインだけを販売するショップの経営は難しいだろいうと考えて断念した。だが、夢を諦めたわけではない。
「ワインショップは難しくても、何らかの方法でナチュールワインに関わりたいと思っていました。そこで、主人とも相談して、ナチュールワインを造るという方向に舵をきることにしました。人生は1回きりなのだから、好きなことをやろうと考えたのです」。

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天橋立ワイナリーでは自社開催のイベントをいくつか実施している。まず、除葉作業や芽かきなどが体験できるイベントだ。天橋立のすぐそばに広がる美しい景観のぶどう畑での作業は、日頃のストレスから解放される時間になるに違いない。農作業体験した畑で育ったぶどうから造られたワインだと思うと、より一層美味しく感じるのではないだろうか。
さらに、毎年8月10日頃には、「セイベル13053」の収穫祭を開催している。この時収穫したぶどうはロゼワインとして仕込み、新酒「茜 ブラッシュ」となる。リリースは9月の中旬から下旬にかけて、非常に早い時期に楽しめるヌーヴォーなのだ。
「収穫祭は定員50名程度で開催しています。収穫作業の後には、みんなで一緒にランチを楽しんでいただきますよ。すぐに予約がいっぱいになるので、気になった方は早めにご連絡ください」。

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レゲントは、山﨑さんが北海道ワインのメンバーとともに1992年にドイツを訪問した際に持ち帰った品種で、赤ワインのアッサンブラージュに使うと非常に美味しい。
「自社畑ではカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローも栽培しているので、レゲントと一緒に仕込みます。ブレンド比率を工夫することで、素晴らしいワインになりますよ。以前、北海道・余市の栽培家の藤本毅氏から、レゲントは本州にも適性があるかもしれないというアドバイスをいただいたこともあるので、可能性を信じて引き続き試行錯誤していきたいですね」。
天橋立ワイナリーのレゲントのワインは、すでにコンクールでの受賞経験もある。年間300〜400本程度の少量生産のため、本州で育ったレゲントならではの魅力を楽しみたいなら、見かけた際には迷わず手にとってみてほしい。

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天橋立ワイナリーのワインのおすすめ銘柄を紹介いただいたので、紹介していこう。まず、「こだま 樽熟成 白」は、果実味豊かな味わいに酸味とほろ苦さが調和した1本だ。ヴェルデレー主体で、シャルドネやソーヴィニヨンブランなどもブレンド。
ステンレスタンクでの発酵後、18か月間の樽熟成をしている。樽の風味が加わることで、より深みのある味わいとなっているのが特徴だ。
「こだま 樽熟成 白」は、千年グループが経営するオーベルジュ旅館「ワインとお宿 千歳 chitose」でも提供されている。コース料理のアミューズとお造りに、「こだま 樽熟成 白」がぴったりなのだとか。「ワインとお宿 千歳 chitose」は、1日2組限定。こだわり抜いた料理とワインで、天橋立での夜を贅沢に過ごすことができる。

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