2023年のサントネージュワインは、健全なぶどうに恵まれ喜ばしい年だった。特に山梨の圃場では病害虫の被害が非常に少なく、糖度も十分に上がって果実味豊かな果実が収穫できた。
「2017年から育てていた牧丘の甲州をファーストリリースできたということが、本当によかったです。出来に満足していますし、今後にも期待が持てます。グラン・クリュである牧丘のシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンに関しては、ヴィンテージに関係なく優れた品質のワインを造らなくてはならないという使命を常に持っています。山形のぶどうに関しても、中島メルローと奈良崎メルローが安定した品質を保てているので、うまく樽熟成させて、素晴らしいワインに仕上げていきたいですね」。
https://terroir.media/?p=7432
@feel.terroir