「Terroir.awards 2025」受賞ワイナリー発表!

皆さま、こんにちは!いつも「Terroir.media」をご覧いただき、ありがとうございます。「Terroir.media」は、個性と魅力あふれる日本のワイナリーを紹介するWebメディアです。日本全国のワイナリーにインタビューを実施して、こだわりのぶどう栽培やワイン造りを徹底取材してお届けしています。

本日は、日本のワイナリーを表彰するアワード「Terroir.awards 2025」の受賞ワイナリーを発表します!

「Terroir.awards」は、日本ワイン応援webメディア「Terroir.media」が、これまでに紹介した全ての日本のワイナリーにスポットを当てる、日本のワイナリーのための祭典です。

▶︎「Terroir.awards2025」開催趣旨

現在、日本のワイナリー数は500を超えるといわれています。「Terroir.media」は「Terroir.awards」を通じて、「すべての日本のワイナリー」にスポットを当て、より多くの方に「日本ワイン」を楽しんでもらうきっかけをつくりたいと考えます。日本ワイン普及に貢献し、日本ワインが「文化」「産業」として定着する一助となれば幸いです。

読者の皆様がお住まいのエリアにあるワイナリーを訪れるきっかけをつくりたい。より多くの方に日本ワインを飲んでもらい、日本ワインに興味を持つきっかけをつくりたいとの思いから、「Terroir.awards 2025」を開催します。

▶︎「Terroir.awards 2025」審査対象ワイナリー&ノミネートワイナリー

審査対象ワイナリーは、2024年に「Terroir.media」にてワイナリー紹介記事を掲載した59ワイナリーです。各大賞にノミネートされたワイナリーはこちらからご覧ください。

▶︎受賞ワイナリー発表

それでは、「Terroir.awards 2025」受賞ワイナリーを発表します!「Terroir.awards 2025」では5つの大賞を設け、5ワイナリーが受賞ワイナリーに選出されました。受賞ワイナリーにはトロフィーが授与されます。


★新進気鋭大賞★

Terroir.mediaにて2024年に紹介記事が掲載されたワイナリーの中で、新規参入であり、ぶどう栽培開始時期が2020年以降のワイナリーを表彰します。

山田堂(北海道)Terroir.media掲載記事はこちら!
スペインで栽培醸造を学んだ山田さんは「ドメーヌタカヒコ」での2年の研修を経て、2021年にワイナリーをオープン。日常の食卓に寄り添う「高品質なテーブルワイン」を目指す。有機農業のルールに従いボルドー液と硫黄合剤のみ使用。天然酵母で醸し、亜硫酸は不使用。幅広い層にアピールできるよう、手に取りやすい価格設定に挑む。


続いては、「Terroir.awards 2025」ならではの3つの大賞をご紹介します。「ワイナリーのこの取り組みが素晴らしい!」という15ワイナリーを「Terroir.media」が事前に選出し、審査員により3ワイナリーを選出して表彰します。大賞名は各ワイナリーの取り組みにふさわしい名称としました。

★地域と共に世界に挑むワイナリー大賞★

高畠ワイナリー(山形県)Terroir.media掲載記事はこちら!
町をあげての観光拠点として1990年に創業。63軒の契約農家と二人三脚で、世界の品評会でも高評価を受けたフラッグシップ・シリーズのワインから、果実味あふれるフルーツワインまで幅広いラインナップを誇る。主力品種はシャルドネで、今後はボルドースタイルの赤ワインにも注力していく。JR高畑駅から徒歩10分の好立地でイベントも定期的に開催。


★再起を目指し大逆転!ワイナリー大賞★

久住ワイナリー(大分県)Terroir.media掲載記事はこちら!
「阿蘇くじゅう国立公園」内にある景観美を誇るワイナリー。存続の危機に直面し、醸造担当土持さんを中心にメンバーが一丸となって乗り越えた。クリーン&エレガントなワインを目指し、「日本ワインコンクール 2023」ではシャルドネのワインが金賞、部門最高賞を受賞。収穫時期を工夫したヤマブドウのワインも高評価だ。


★「滞在型ワイナリー」先駆者大賞★

CAVE D’OCCI WINERY(新潟県)Terroir.media掲載記事はこちら!
1992年創業、新潟ワインコーストの草分け的存在であり、宿泊施設・レストラン・カフェ・スパが併設された「滞在するワイナリー」。すべての季節に訪れたくなる仕掛けと温かいおもてなしで、訪問者に安らぎと驚きを提供する。「進化し続けるワイナリー」として、気候変動や人材不足、苗木のウィルス問題等にも柔軟に取り組む。


最後に、昨年の「Terroir.awards」から新設した、全国のワイナリーの皆様が選ぶ「今気になっているワイナリー」を発表します!

★ワイナリーが気になるワイナリー大賞

「Terroir.media」で今までに取材した日本全国のワイナリーが選ぶ、「ワイナリーが気になるワイナリー」にフォーカスしました。全国のワイナリーからの投票数が最も多かったワイナリーが大賞となります!

seven cedars winery(山梨県) Terroir.media掲載記事はこちら!
富士河口湖町を拠点に宿泊施設運営をおこなう「株式会社 大伴リゾート」が2022年に創業したワイナリー。栽培・醸造責任者の鷹野さんは、生産者の個性とぶどうの個性を消さないワイン造りを目指す。ワイナリーの裏手には日本初となるワイナリーヴィラが2024年夏にオープン、ワインを楽しむ時間そのものを楽しんでもらう仕掛けが満載だ。


▶︎「Terroir.awards 2025」審査員のコメントをご紹介

◆社内審査員 小松隆史
株式会社Henry Monitor 代表取締役CEO
香川大学 イノベーション・デザイン研究所 特命教授
株式会社小松精機工作所 専務取締役
株式会社ナノ・グレインズ 代表取締役 他

【総評】
2024年のワイナリー活動は、多雨に見舞われた地域が多く、多くのワイナリーでは雨除けのビニールを強化したり、地面への浸透を防ぐための対策を講じる動きが目立ちました。日照時間が長く、高い糖度のブドウが収穫できた地域もある一方、高温が続いたため、それぞれのエリアで異なる対応が求められる栽培期間となりました。

このように一筋縄ではいかない状況で、各ワイナリーは環境変化に適応しながら、栽培方法の見直しや品種の選定、微生物が繁殖しやすい土壌環境の整備などを進めました。その成果は、2024年のさまざまな状況を反映したワインとして表れています。

今回のインタビューや審査を通じて、各ワイナリーが特に白ワインの高付加価値化に注力している様子が伺えました。この背景には、ワインの主要な購入層が比較的高齢であることや、地域産物との連携を強化する中で、シーフードとの相性の良さが重視されていることが挙げられます。また、多くのワイナリーが自社の白ワインと地元食材を組み合わせた料理を積極的に提案しており、地域の魅力を発信する取り組みが見られました。

醸造プロセスにおいても、各ワイナリーの工夫が随所に見られます。安定した品質を目指し、安定性の高い酵母を用いる例や、地域の特徴を反映するために自然酵母や地元で発見された古い酵母を活用する取り組みも増えています。このような多様な挑戦が、ワインの個性を一層豊かにしていると感じます。それぞれのワイナリーが生み出すワインについての評価は、ぜひ読者の皆様にお任せしたいと思います。背景を知ることで、ワインを楽しむ時間がさらに充実したものになるでしょう。

経営面では、景気変動の影響を受けにくい安定した経営を目指し、出荷までの期間が短い白ワインと、期間が長い赤ワインとの販売量のバランスを考慮する動きが広がっています。これらの取り組みは、ワイナリーの「健康経営」としての基盤強化にもつながっているといえます。

ワイナリーは地域の課題解決においても重要な役割を果たしています。例えば、農地の放棄問題などに積極的に取り組むことで、地域の活性化を促進する「円滑な境界連結者」としての役割が強まりつつあります。このような活動を通じて生み出されるワインは、まさに特別な一品といえるでしょう。

総括として、2024年の日本のワイナリーは、日本ワインの認知度向上とともに、新たな文化の基盤を築きつつあります。これらの動きは、各ワイナリーの海外展開や訪日旅行者を通じて、さらに世界へと広がりつつあります。ワインに込められた想いと、地域への貢献に敬意を表するとともに、今後のさらなる成長と新たな出会いに期待を寄せています。これからの活動がどのように発展していくのか、大いに楽しみにしています。


◆社外審査員 Michi Aki様
・ワインバー『アンビション』店主
・J.S.A.ソムリエ
・ブログ:「ミッチー王子と呼ばないで」
・Instagram:
@mitchiy51 旅・パーティー・イベント・日常など日記的に紹介
@mitchy_wine.sommelier ワイン・ワイナリー・造り手の紹介
@sommelier_mitchy 家で楽しむワインと食事やスイーツのペアリングの紹介

【コメント】
昨年に続き、今年も「Terroir.awards」の審査員を務めることができ非常に光栄です。

この約10年で日本のワイナリーは急成長し、産地を訪れる海外の方も増え、年々日本ワインの注目度の高まりを実感しています。一読者の視点で記事を読み、審査しました。環境問題や地域への貢献など、魅力的な各ワイナリーの想いが詰まっており選考に苦労しました。

ワインは土地の風土を映すお酒だからこそ、日本ワインと地域が互いに発展し、日本ならではの魅力が世界に広がることを願っています。


◆社外審査員 鈴木明人様
・サイエンスラボ代表
「WINE ブラインドテイスティングの教科書」著者
・第4回ヴィノテラスカップ ブラインドテイスティングコンテスト 優勝
・日本ソムリエ協会ワインエキスパートエクセレンス/SAKE DIPLOMA
・薬剤師
・ブログ:「情熱とサイエンスのあいだ」

【コメント】
世界のワイン産業は転換期を迎え、気候変動やアルコール離れにより消費量が減少する中、日本ワインの躍進が注目されています。その存在感は日々高まり、私たちの生活の中で目にする機会も増えてきました。

これは、今回の取材記事を通してわかる通り、日本ワインを愛する皆様の情熱と努力の賜物であり、地域創生や食文化の発展に寄与しています。

ブドウ栽培やワイン造りに尽力する生産者の皆様に敬意を表するとともに、日本ワインを愛する一人として、今回の審査に関わらせて頂きましたことを感謝いたします。


受賞ワイナリーの皆様、おめでとうございます!
日本ワインは年々進化し続けています。それは、日本のワイナリーの皆様の並々ならぬ努力があるからこそです。

我々は今後も「Terroir.awards」を定期開催し、「Terroir.media」にて日本全国のワイナリーの魅力を発信し、日本ワインのさらなる普及を目指し活動します。

引き続き、「Terroir.media」のコンテンツをどうぞお楽しみに!

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「Terroir.media」は、個性と魅力あふれる日本のワイナリーを紹介する、日本ワイナリー専門Webメディアです。日本全国のワイナリーにインタビューし、こだわりのぶどう栽培とワイン造りを徹底取材してお届けします。

「Terroir.media」に紹介記事掲載をご希望のワイナリー関係者様、ぜひお気軽にご連絡ください。インタビュー・ご紹介記事作成はすべて無料で対応いたします。連絡先:terroir@henrymonitor.com

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