東京都あきる野市は「東京都」という響きからは想像できないほど豊かな自然が広がる場所だ。のどかで、どこか懐かしさも感じさせる田園風景の中に、今回紹介するワイナリー「ヴィンヤード多摩」がある。
ヴィンヤード多摩は、東京都では珍しい、自社畑を保有するワイナリーだ。
なぜ東京にワイナリーが生まれたのか。ぶどう栽培やワイン醸造のこだわりとは。代表の森谷尊文さんと、専務の中野多美子さんに詳しいお話を伺った。
『東京の畑でワイナリーを ヴィンヤード多摩創業のきっかけ』
オーナーの森谷さんは現役の歯科医師だ。ワイナリーを運営しながら、現在も自身のクリニックで歯科治療にあたる。
ワイナリー経営者として異色の経歴を持つ森谷さんは、根っからのワイン好き。ヴィンヤード多摩は、森谷さんのワイン愛が高じて誕生したワイナリーなのだ。
「ワインは好きでしたが、まさかワイナリーまでやるとは思ってもみなかったですけれどね」。森谷さんは、ほがらかに笑う。
ヴィンヤード多摩の誕生までにはどのような経緯があったのか。そしてワイナリースタートまでの道のりとは。きっかけやワイナリーの歩みを紹介していこう。
▶勉強することでより強く魅了された奥深いワインの世界
ワイナリー創業のきっかけとなるエピソードは1999年に遡る。イタリアへの旅からの帰り道、森谷さんは飛行機の座席である雑誌を手にとった。
雑誌に書かれていたのは、国際的なワイン教育機関「The Wine &Spirit Education Trust(ワイン&スピリッツ・エデュケーション・トラスト)」のワイン講座開催についての情報だった。「2000年、英語圏以外で初の講座をJALスクールカルチャーセンターにて開講する」と記載されていたのだ。
今までは、ただ好きで楽しんでいたワイン。ワイン講座の情報に出会ったのも何かの運命だと思い、本格的にワインについて勉強することを決めた。
ワインスクールの会場があったのは銀座。森谷さん夫妻は、月3回の講座に半年通った。勉強するにつれてワインの深みにどんどんはまっていき、月4回の上級クラスにも参加することに。
「体系立ててワインを勉強でき、とてもよい機会になりましたね」。
ワインについて学んだ経験を生かすため、多くの人とワインの素晴らしさを共有したいという思いが高まった。自身が所属する医師会に提言し、「ワイン会」が開催されることになった。会で味わうワインは、もちろん森谷さんのチョイスだ。
「もう20年になりますが、いまだにワイン会は続いているんですよ」。
ワインが持つ、人と人とをつなぐ力は強い。
ワインを愛する日々を送る中で、森谷さんの中に育っていったある思いがある。それは、「自分でロマネ・コンティを造ってみたい」というものだった。
▶東京にぶどう畑を ワイナリー創業に至るまで
ワイン造りに対する憧れが芽生えていた森谷さんに、「青梅の農地をぶどう畑にする」という好機が訪れる。
なぜ突然、青梅の農地を取得できる機会が訪れたのだろうか?経緯を説明しよう。
当時、梅が名産である東京都青梅で梅のウイルスが流行。梅の木を抜かなければならない事態に陥っていた。偶然、森谷さんのワイン会に、青梅の梅農家を親戚に持つメンバーがいた。
そこで「親戚が持つ農地にぶどうを植えてみたらどうか」との話が持ち上がったのだ。
農地の話が持ち上がるとほぼ同時期に、身近にぶどう栽培経験者がいることを知る。いきつけのレストランに野菜を卸す農家が、ワイン用ぶどうの栽培経験者だったのだ。
幸運にも、ぶどう栽培経験者とぶどう畑として使える農地の両方が見つかった。
森谷さんは農家にぶどう栽培を依頼する。青梅の農地で採れたぶどうは栃木のワイナリーで委託醸造し、念願のワイン造りが叶った。
さらに大規模なワイン造りに着手すべく農地の拡大を考えていた森谷さんだったが、ある問題が立ちはだかる。青梅のぶどう畑は多摩川の源流に近い山の中にあり、作地面積を広げられなかったのだ。
そこで目を付けたのが、多摩川の南を流れる「秋川」流域の畑。秋川付近はトウモロコシ畑などの農地が多い場所だったが、近年畑をやめる農家が増え、休耕地の増加が問題視されていた。
「たまたま30aの土地に空きが出たのです。その土地でぶどう畑をはじめようと考えました」。
さっそく新しい農地を取得すべく動いた森谷さん。しかしまたもや問題が浮上した。個人名義では農地を借りられないことが判明する。
「役所から『農地を借りるなら法人を作ってください』と言われました。そこで『株式会社ヴィンヤード多摩』を設立しました」。
晴れて農業法人を立ち上げた森谷さんは、秋川近くの新しい農地にヤマ・ソーヴィニヨンを約600本植えた。ぶどう畑の隣には、醸造所も造られた。10年もの長い道のりが実を結び、ついにワイナリーが完成したのだ。
▶東京で畑を作った理由
「農地」のイメージからはほど遠い、東京という大都会。
なぜぶどう栽培をあえて「東京」で行うことにしたのだろうか。そこにはふたつの理由があった。
ひとつは「東京オリンピック」に合わせてワインを提供したいという狙いだ。2020年の開催に向け、東京で育ったぶどう100%のワインを多くの人に飲んで欲しいという思いがあった。
東京オリンピック開催に向けて造っていたワインが「東京ルージュ」。自社畑で育てたヤマ・ソーヴィニヨンを100%使用したワインだ。
2020年にオリンピックは開催されなかったが、東京ルージュは無事完売。オリンピックに向けたワイン造りの次なる目標は「東京の畑で造ったワインの提供と、東京のワイン造りについて情報発信すること」だ。
続いて、もうひとつの理由を見ていこう。それは「障害者の就労場所」としてぶどう畑を提供すること。農福連携をすることで、障害者が長く働ける場所を造りたい。森谷さんの医療者としての熱い思いが、ワイナリーに創設への大きな原動力になった。
ヴィンヤード多摩では、障害を持つ人たちがぶどうの手入れや、ぶどう畑に隣接した大豆畑の世話を担当する。
「シャルドネ150本の定植も、障害者グループホームの方々と一緒に行ったんですよ」と中野さん。
障害のある人々の自立をサポートしたい。ヴィンヤード多摩立ち上げの背景には、人とワインへの深い愛情が込められていたのだ。
『あきる野のテロワールを表現するぶどう作り』
続いては、ヴィンヤード多摩のぶどう栽培について。まずはヴィンヤード多摩で栽培しているぶどう品種から解説していこう。
▶ヴィンヤード多摩のぶどう品種
赤ぶどう品種で栽培しているのは2種類。
ヤマブドウ系の「ヤマ・ソーヴィニヨン」と、「ビジュノワール」だ。白ぶどう品種で栽培するのは「モンドブリエ」。3品種とも日本で生まれた交配品種である。
自社栽培する樹に日本生まれのぶどう品種を選んだ理由は、日本の気候下での栽培が容易なことにある。
「まずはぶどう栽培に慣れることからスタートするべき」だと考え、強健なぶどう品種を選んだのだ。
メインで栽培しているのは「ヤマ・ソーヴィニヨン」。ヴィンヤード多摩のフラッグシップワインである「東京ルージュ」のベースになっているぶどう品種だ。2021年現在700本植えられており、収量は1t程度。
またヴィンヤード多摩では、自社ぶどうだけでなく「買いぶどう」もワインに使用している。醸造担当者だったメンバーのつながりやワイナリー同士のつてを利用し、幅広い地域からぶどうを購入している。栃木のマスカット・ベーリーAや、長野県桔梗ヶ原のメルローなどだ。
「栽培などを教えてもらったりもするのですよ」と森谷さん。ワインによる人とのつながりは「ワイン造り」にも生きている。
▶東京都あきる野市の自社畑
ヴィンヤード多摩の自社畑は、東京都あきる野市にある。五日市線という幹線道路から見える緑豊かな場所で、畑は緩やかな傾斜地だ。
畑を含めた周辺は、あきる野市が指定した「市街化調整区域」。畑以外には使用できない。あきる野市から紹介を受けた土地で、なんと元々ぶどうが植えられていたエリアだった。
ぶどうの栽培実績があり、土壌や気象条件も申し分ない。東京でぶどうを育てるうえで、これ以上ない好条件を備えた場所だった。
広さ30aからスタートした自社畑。徐々に拡大し、現在では70aにまで広がっている。今後もさらなる農地拡大を続けていく予定だ。
続いて、自社畑の土壌や気候を見てみよう。薄い表土の下に砂利質が堆積する土壌で、水はけのよさが必要不可欠なぶどう栽培に適した土質である。畑の風通しもよく、傾斜があることも相まって湿気が溜まりにくい。
あきる野は標高150m程度で、北緯はおよそ35度。降雨量が多すぎず、日照量も十分でぶどうの生育に適した気候だ。
環境の不満は少ないものの、2019年は台風の被害を受けたという。ぶどうの樹の多くが倒されてしまったのだ。自然相手の農業は、一筋縄ではいかない。
たまの台風に悩まされることはあるものの、気候のよさはぶどうの生育にプラスの影響を与えている。幸いぶどうに大きな病気は出ておらず、2021年も安定した収穫が予測されている。
「ヴィンヤード多摩の自社畑を、『ぶどうの郷(さと)』のような場所にしたいのです」と中野さん。
東京にも、自然に囲まれ作物の育つ豊かな場所がある。西多摩の魅力を伝えるため、ヴィンヤード多摩の造り手はあえて都内の自社畑でぶどうを栽培するのだ。
▶消毒は極力少なく ぶどう栽培のこだわり
ヴィンヤード多摩の栽培のこだわりは、丁寧な苗の観察で消毒を極力少なくすることだ。
ぶどうの状態をこまめに観察することで、問題の早期発見ができる。何らかのトラブルが発生していても、畑全体に拡大する前に対処できるのだ。ヴィンヤード多摩では、ぶどう畑をくまなく歩いてぶどうをチェックする。
特に念入りにぶどうのチェックを行うタイミングが2回ある。病気が発生しやすくなる「梅雨時期」と「糖度の上がる時期」だ。
ぶどうの消毒には、有機農業に利用できる薬剤「ボルドー液」を使用している。
恵まれた環境の自社畑であったとしても、未経験からのぶどう栽培では苦労を感じることも多かったのではないだろうか。栽培の苦労について、中野さんに尋ねた。
「歴史的にぶどうが栽培されていた土地だったので、美味しいぶどうができると思っていたのです。しかし、そう簡単にはいきませんでしたね」。
土地が痩せていたことで、酸が強すぎるぶどうになり、収量が上がらないなどの苦労が続いているのだ。
「でもそれは、ぶどうのせいではないんです。育てた親である、私のせい」と、中野さんは自分に厳しい。
今は土の状態を豊かにするため、専門家から指導を受けて土壌に改良を加えている。3年後の完了を目指す。一朝一夕では、満足のいく味のぶどうを作れるようにはならない。
「ぶどうと一緒に、しっかり学んでいきたいと思っています」。ぶどうを見守る中野さんの眼差しは優しい。
『造りたい味を目指すワイン造り ヴィンヤード多摩のワインと醸造』
続いてはヴィンヤード多摩で醸造するワインについて紹介していきたい。ヴィンヤード多摩では、赤ワインと白ワインそれぞれの醸造スケジュールを綿密に立てて、タンクのやりくりをしながら醸造を進めている。
▶「東京ルージュ」「のらぼう」 ヴィンヤード多摩のワイン
ヴィンヤード多摩で造るワイン銘柄から、3つをピックアップしていこう。
ヴィンヤード多摩では「東京都あきる野市らしい味」を目指してワインを造っている。自社ぶどうを使ってできたワインには「東京」や「あきる野市」ならではのワイン名が付けられる。
まず紹介するのが赤ワインの「のらぼう」だ。自社ぶどうのヤマ・ソーヴィニヨンを主体に、マスカット・べーリーA、ブラック・クイーン、コンコードをブレンド。野性味あふれるヤマ・ソーヴィニヨンの味が特徴になっている。
「のらぼう」という名の由来はなにか、お分かりだろうか?これは、青梅やあきる野周辺で古くから栽培されてきた江戸東京野菜「のらぼう菜」から取った名前。のらぼう菜は、江戸時代の飢饉を救ったという記述も残っている、歴史と伝統ある地元産の野菜なのだ。
また、ヴィンヤード多摩のワインセラー名は「Cellar Norabuona(セラーのらぼうな)」。農業をあらわす「野良(nora)」と、イタリア語で「美味しい」との意味を持つ「buona」を掛け合わせ、西多摩のワイナリーであることも表現している素敵なネーミングだ。
続いて紹介するワインは、ヴィンヤード多摩のフラッグシップワイン「東京ルージュ」。自社畑で育ったヤマ・ソーヴィニヨンを贅沢に使用した、あきる野のテロワールを映し出した赤ワインだ。
実はワインの名称を付けるには決まりがあり、東京産のぶどうを85%以上使用しなければ「東京」の名が冠せない。ヴィンヤード多摩では2021年にも、自社ぶどう100%を使用した1.000本ほどの東京ルージュが誕生する予定だ。
最後に紹介するのは、白ワインの「甲州 遅摘み」。山梨の甲州を100%使用して造った、厚みとキレが共存したワインに仕上がっている。日本のワインコンペティションである「サクラアワード2021」にてゴールドを取得した逸品。
それぞれに異なる魅力を持つヴィンヤード多摩のワインたちは、どれも美味しそうだ。
▶「目指すワイン」を表現したい 醸造のこだわり
ヴィンヤード多摩の醸造スタイルは「オーナーである森谷さんが理想とするワイン像を目指して味を造っていく」というもの。ぶどうや酵母の特徴を理解したうえで、科学的なアプローチを用いてワイン造りを行っている。
目指す味を表現するために厳選したフランス製の酵母を使用する。
例えばヴィンヤード多摩の白ワイン「シャルドネ」は、森谷さんが理想とする濃いめの味を目指して醸造されている。モデルにするのはフランス、ブルゴーニュの名醸地ムルソーのシャルドネ。重心のあるふくよかな味わいと、酸と糖度のバランスが特徴的だ。
「シャルドネは造り手の個性に染まる品種。醸造次第で味が180度変わります。自分が造るのだから、自分の好きなシャルドネを表現したいのです」。
森谷さんが造るシャルドネは「冷やさないで飲むのが美味しい」と感じるような、厚みのある造りに仕上げてある。
「東京、西多摩のテロワールをシャルドネで表現したい」と意欲的だ。
シャルドネの醸造例からわかるとおり、ヴィンヤード多摩では「理想とする完成像に近づけるために何をしていくか」を考えて醸造されている。
「まずは『自分が飲みたいもの』を明確にイメージしてゴールを設定します。手間暇をかけて、ゴールを目指していくイメージですね」。
一方で、醸造で苦労している点もあるという。たとえば、自社畑で栽培する「ビジュノワール」はまだ収量が少ない。するとかえって醸造作業の手間が大きくなってしまうというのだ。
ヴィンヤード多摩では少量を醸造する場合、除梗をすべて手作業で行う。ホームセンターで調達した「味噌樽」を活用したことも。
また、少量しかできないワインは「濾過」についても苦労がある。100ℓほどの液体は、濾過機に通すとほとんどが濾紙に吸われてしまうため、あえて無濾過にするという。
「試行錯誤は尽きませんが、楽しみながら造っていますよ」と、明るく笑う森谷さん。ヴィンヤード多摩の造り手は、ワインへの熱意と愛情が深いのだ。
▶ワイン好きに認められるワインを目指して
ヴィンヤード多摩が目指すのは「ワイン通」をも唸らせるワインを造ること。「理想をいえば、高級ホテルやワイン専門店、ワインバーに出してもらえるものを造っていきたいですね」と、森谷さん。
造り手が根っからのワイン好きだからこそ、同じくワインが好きで理解がある人々に楽しんで欲しいと考えているのだ。
同時に目指しているのが、今までワインを飲んでこなかった人に、辛口ワインの魅力を分かってもらうこと。
ワイナリー周辺の地域住民は日頃ワインに親しんでいない人も多く、「ワインイコール甘口」だと当然のように考えている人も。ヴィンヤード多摩では、「辛口ワインの魅力」を理解してもらうための取り組みを続けている。
もうひとつ、ヴィンヤード多摩が考えている「自分たちのワインを飲んでほしい場面」がある。それは、地区内にある「横田基地」の人たちにワインを提供することだ。
ぶどう畑の近くで、バーベキューや音楽の生演奏とともにワインを楽しんでもらう構想がある。
「ワイナリーショップに、横田基地の方が来たことがありました。テイスティングをすすめると気に入ったようで、メルローとシャルドネを買ってくれたんですよ」。
森谷さんはアメリカへの旅行経験も多い。特にカリフォルニアワインの産地「ナパ・ヴァレー」はお気に入りの場所だ。アメリカの人ともワインで盛り上がっていきたい。ヴィンヤード多摩は、国を超えてワインで人とつながる場所なのだ。
『ヴィンヤード多摩の未来 より多くのぶどうを育てたい』
最後に、ヴィンヤード多摩の挑戦についてお話しよう。ワイナリーが挑戦しているのは畑の拡大と、自社畑で育てるぶどう品種を増やすことだ。
新たに栽培をはじめたぶどうは、甲州と欧州ぶどう品種。「甲州種が、あきる野の地でどのように育つか楽しみです」と中野さん。甲州の一部では、棚栽培にもチャレンジする。
3年前から試験的に栽培してきた欧州品種は、収穫できるレベルに成長しつつある。特にシャルドネは、植え付け後すぐに葉を出して花が付いた。苗の調子が非常に良好で、「あきる野の土地に適正があるのでは」と期待している。
すでに育てていた品種の中で、今後増やしたいと考えているのは「ビジュノワール」だ。一定の収量が確保できるように栽培し、あきる野のテロワールを追求していく。ビジュノワールのコクをより深くするための、補助品種の選定も行われている。現時点で補助品種に有効だと考えるのは、メルローとカベルネ・フラン。欧州品種のブレンドで、ワインの奥深さを補強するのが狙いだ。
多くのぶどう品種やたくさんの苗を育てるために、畑の面積を2haまで拡張することを目指す。
「大変ですが、ぶどう栽培は本当に楽しい。我が子を育てているかのようなんです」と中野さんは微笑む。
ワインを語る時、森谷さんは少年のように瞳をキラキラさせ、中野さんは子を見つめる母のように優しい眼差しになる。ふたりのぶどうへの思いが、ヴィンヤード多摩の魅力につながっているはずだ。
ヴィンヤード多摩に絶えず人が集まり、さらに生き生きとしたワイナリーになっている未来が見えた気がする。
『まとめ』
ヴィンヤード多摩では、東京あきる野市ならではのテロワールを表現するため、ぶどう栽培とワイン醸造の腕を磨き続ける。
ワインの持つ「人をつなぐ力」を感じられるワイナリー、ヴィンヤード多摩。都心から1時間というアクセスのよい立地にありながら、ワイナリーの周りに広がる風景は日常の喧騒から離れた別世界だ。
ヴィンヤード多摩のある西多摩まで足を伸ばして、ぶどう畑を見ながらのんびりとした時間を楽しんでみてはいかがだろうか。
その際には、ヴィンヤード多摩のワインショップ「Cellar Norabuona」にも寄って欲しい。東京産ワインのポテンシャルの高さに、あっと驚くに違いない。
基本情報
名称 | ヴィンヤード多摩 |
所在地 | ワイナリー 〒190-0831 東京都あきる野市下代継408-1 ショップ 〒205-0003 東京都羽村市緑ヶ丘1-6-61 |
アクセス | 車 あきる野ICから車で1分 電車 JR秋川駅から車で5分 |
HP | http://vineyardtama.com/ |