四季を通じて様々な表情をみせる雄大な自然

「テロワールを存分に感じられる個性的なワイン」

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まだ知らない日本ワイナリーの魅力がそこにある

「造り手たちの極上の一滴に懸ける熱い想い!」

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悠々たる時の流れとどこまでも続くぶどう畑

「テロワールを最大に感じるワイナリーの挑戦」

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ぶどうの味や香り、風味がそのまま薫るワイン

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オススメワイナリー

日本には世界に負けない素晴らしいワイナリーがたくさんあります。
その素晴らしいワイナリーをもっと知れたら・・・・

  1. 『ドメーヌ・イトウ』夢を叶えるため、ものづくりとしてのワイン造りに挑む

    • ぶどう畑
    • 愛知県
  2. 『KANATA WINERY』果樹栽培のスペシャリストが手がけたぶどうで造る、魚津の食材に寄り添うワイン

    • ショップ
    • 北陸・甲信越
  3. 『DOMAINE RAISON(ドメーヌレゾン)』中富良野町の大自然の中、ヤギたちと共に育ったぶどうで造るワイン

    • カフェ・レストラン
    • 北海道
  4. 『久住(くじゅう)ワイナリー』新進気鋭の醸造家が造る、クリアでエレガントな味わい

    • カフェ・レストラン
    • 九州・沖縄
  5. 『North Creek Farm』北海道・仁木町で、ぶどうの持つ個性を最大限に生かしたワインを造る

    • ドッグラン
    • 北海道
  6. 『Cave d’Eclat』「農業」×「ワイン」で日本ワイン業界をもっと元気に

    • ぶどう畑
    • 北海道
  7. 『7c | seven cedars winery(セブン シダーズ ワイナリー)』生産者に光を当てたワイン造りで、新たな価値を創造する

    • カフェ・レストラン
    • 北陸・甲信越
  8. 『スプリングワイン』山梨県甲府市に誕生!地元愛あふれる、まちなかワイナリー

    • ショップ
    • 北陸・甲信越
伊藤さんにとってワインとは、「思いを実現できるものであり、自分をより高みに引き上げてくれる存在」だという。
実は、伊藤さんの母は病気のために若くして亡くなった。さらに、大病を患って長い闘病生活を送る父の姿も見てきたという伊藤さん。そんな両親から生まれた自分に長寿は望めないかもしれないと、生き方について真剣に考えたときに、偶然出会ったのがワインだったのだ。
「人生50年と考えた時に、自分は何を叶えたいかと考えて、なりたい自分になるためにワイン造りを志しました。がむしゃらに突き進んだ結果、50歳までにワインを造りたいという目標が達成でき、ワイナリーまで建てることができました。本当に満足しています」。

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@feel.terroir
ドメーヌ・イトウの強みについて、伊藤さんは次のように話してくれた。
「この地域では珍しく、自然派に近いワイン造りをしていることと、ものづくりの視点でワイン造りをしていることが強みだと思っています。特に、ものづくりをしたくてワイン造りをスタートさせた点は、ドメーヌ・イトウならではの強みだといえるでしょう。何か問題が発生した場合でも、原因を考えて、対策を実行出来るという、『ものづくりの思考回路』に基づいたワイン造りをしています」。
造り手の思いを込めたワインを造ることをさらに突き詰め、ドメーヌ・イトウはこれからも、ものづくりとしてのワイン醸造を追求していく。

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ドメーヌ・イトウの定番銘柄に、「HANAMUSUBI(はなむすび) 白」がある。自社圃場のぶどう複数品種をブレンドした白ワインだ。「HANAMUSUBI 白」は、2023年にオランダに輸出し、現地で好評を博した銘柄だという。
「ヨーロッパでブームとなっている日本食に合わせるワインとして、『HANAMUSUBI 白』を気に入っていただけたようです。追加注文もいただき、日本だけではなくヨーロッパの方にも好まれたという点がとても自信になりましたね」。
「HANAMUSUBI 白」の特徴を見ていこう。ブレンドのうち50%は巨峰、40%はゴルビーやジャスミンなどの果皮が赤い品種で、残りはシャルドネなどを使用。

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KANATA WINERYは、地元に愛されるワイナリーとして成長を遂げている。地元の人が気軽にお酒を楽しめ、みんながワインを手に乾杯できる場所を目指す。今後は自治体とも連携してワイナリーをアピールしていくという。
もちろん、ワイナリーとしての最大のミッションは、ぶどう栽培とワイン造りに注力することだ。KANATA WINERYの最大の強みは、果樹栽培の専門家が手がけるワインであること。
「ワインというものは土地に根差したものです。魚津という土地だからこそできる、ほかにはないワインを見つけ出していきたいと考えています。魚津にしかないワインが、そのうちできますよ。行き着く先が見えると面白くないので、可能性を感じられる存在でありたいですね。すべてのことに面白味を感じながらやっているので、大変だけど毎日が楽しいですよ」。

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KANATA WINERYでは、オープン前から地域の若手シェフと連携し、ワインとコース料理を合わせて提供するイベントを開催してきた。今後も継続的に同様のイベントを実施していく予定だという。
「腕のよい料理人は、うちのワインにマッチする味付けをしてくれますよ。料理人たちからの声を大切にして、今後の醸造に生かしていきたいと思っています。醸造に関しては、今後しっかりと経験とデータを積み上げていかなければなりません」。
土井さんが大切にしたいと考えていることのひとつに、「先入観にとらわれないこと」があるそうだ。一例としてわかりやすいのが、KANATA WINERYのピノ・ノワールだろう。

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KANATA WINERYが理想とするワイン像について、土井さんにお話いただいた。
「ワインの仕上がりは、ぶどうの出来に大きく左右されます。そのため、高品質なぶどうを栽培し、ぶどうのポテンシャルを最大限に引き出したワインを造りたいと考えています。また、なによりも郷土料理の『昆布締め』にも合うような、地元の食に合うワインを目指したいですね」。
富山湾は、「天然のいけす」と呼ばれるほどの魚介類の宝庫である。魚津には3つの漁港があり、水揚げされる魚介の種類が非常に豊富なのが特徴だという。水揚げされた魚介はほとんどが地元で消費されるため、魚津では豊かな食文化が育まれてきた。また、北前船がもたらした昆布文化が、郷土料理の「昆布締め」に代表されるように食文化として定着している街でもある。

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ぶどう栽培を開始して7年目を迎えた、ドメーヌレゾン。これから先、さらなる収量の増加を予定しており、自社ぶどうを使ったワインの生産量が増えていくことが見込まれている。ぶどうの樹齢が上がると共に、より上質なワインが造れるようになるだろう。
現在は買いぶどうも使用しているが、ゆくゆくは自社ぶどうのみでワイン醸造をおこなえる体制を整えたいと意気込む。そして、自社ぶどうワインの拡大に伴って増やしたいと考えているのが、「ブレンドワイン」と「瓶内二次発酵のスパークリングワイン」の醸造だ。
野吾さんは、醸造の目標について次のように話す。
「現在、自社ぶどうは単一品種のワインに使っています。収量が増えて余裕ができたら、ブレンドワインにも自社ぶどうを使っていきたいですね。また、北海道でワイン造りをする以上、瓶内二次発酵のスパークリングも外せないと思っています。今は炭酸注入タイプのスパークリングのみ生産していますが、やはり本格的な瓶内二次発酵のスパークリングワインを造りたいです」。

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「中富良野ソーヴィニヨンブラン」は、野吾さんおすすめの銘柄だ。
「ドメーヌレゾンのワインはそれぞれに異なる美味しさを持っているので、人によっておすすめ銘柄が違います。私がおすすめする『ソーヴィニヨン・ブラン』は、醸造したメンバー自身が気に入っている銘柄です。実は、私がドメーヌレゾンを知ったのは、『中富良野ソーヴィニヨンブラン』を飲んだことがきっかけでした」。
野吾さんのほかにも、「中富良野ソーヴィニヨンブランに感動したので、ドメーヌレゾンで働きたい」と問い合わせくれた人がいるのだとか。菊池さんは、「自社のワインながら、働いてみたいと思わせるワインってすごいと思っています」と、嬉しそうに話す。

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ドメーヌレゾンで醸造しているおすすめ銘柄について尋ねてみた。まず最初に紹介していただいたのは、フラッグシップワインの「中富良野ケルナー」。自社圃場のケルナー100%のワインだ。
主力銘柄ということもあり、中富良野町のテロワールが明瞭に表れた1本だ。冷涼な酸をしっかりとたたえつつ、フルーティーさも持ち合わせたバランスのよさが光る。アルコール度数も比較的高く、ボリュームもある。あらゆる要素がバランスよくそろっていて飲みやすいため「ワインが苦手な人でも楽しめる味」だと、菊池さんは言う。
「『中富良野ケルナー』の2022年ヴィンテージは、しっかりと寝かせてからリリースしました。2021年ヴィンテージはコンクールで賞をいただいた優秀なワインでしたが、2022年ビンテージも同じく自信作です」。

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2023年のサントネージュワインは、健全なぶどうに恵まれ喜ばしい年だった。特に山梨の圃場では病害虫の被害が非常に少なく、糖度も十分に上がって果実味豊かな果実が収穫できた。
「2017年から育てていた牧丘の甲州をファーストリリースできたということが、本当によかったです。出来に満足していますし、今後にも期待が持てます。グラン・クリュである牧丘のシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンに関しては、ヴィンテージに関係なく優れた品質のワインを造らなくてはならないという使命を常に持っています。山形のぶどうに関しても、中島メルローと奈良崎メルローが安定した品質を保てているので、うまく樽熟成させて、素晴らしいワインに仕上げていきたいですね」。

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「自社ワインのアピールにつながるイベントには、積極的に参加したいですね。せっかく素晴らしい品質のワインを造っても、お客様に飲んでもらえなければ意味がありませんから。造り手自身もさまざまな場所に出向き、サントネージュワインを多くのお客様に知っていただくことは、とても大切だと考えています」。
サントネージュワインは、地元だけでなく、都心部でも数々のイベントに精力的に参加している。特徴的なのは、異業種とのコラボイベントにも積極的なことだ。
例えば、2022年から始めた、山梨の焼き鳥屋「鶏やあさぎ」とのコラボイベントは、「新酒のお披露目」と「焼鳥とワインのマリアージュ」を楽しんでもらうために開催された。

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2023年にリリースしたワインの中で、特筆すべき銘柄がある。「牧丘甲州オレンジワイン2022」だ。
サントネージュワインにとって、牧丘オレンジワインのリリースは2023年が初めて。なお、2023年はロゼワインの初リリースを迎えた年でもあり、新製品ラッシュだった。
さて、「牧丘甲州オレンジワイン2022」の紹介に移っていこう。日本ワインコンクール2023で銀賞を受賞、さらに「甲州カテゴリー」のオレンジワインの中で最高得点を獲得した自信作だ。宮川さん自身、「牧丘甲州オレンジワイン」には強い思い入れがあるという。

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