『イルフェボー』千曲市のテロワールを表現した、洗練された味わいのワインを造る

「イルフェボー」は、長野県千曲市でぶどう栽培とワイン醸造をおこなう、地域密着型のワイナリーだ。2016年からぶどう栽培を始め、2022年8月に自社醸造所をオープンした。

イルフェボーの自社畑は、ワイナリーのすぐ横と標高400mの倉科地区、標高800mの大田原地区など、千曲市の数か所に点在している。

メインの自社畑はふたつある。倉科地区は、長野のワイン用ぶどう産地の中では標高が低い地域で、暖かい地域で栽培されたぶどうの特徴が出る。また、大田原地区は、冷涼な気候ならではの味わいが特徴だ。

今回は、イルフェボーのぶどう栽培とワイン醸造について、醸造責任者の北山博子さんにお話を伺った。

『イルフェボーの設立まで』

まずは、ワイナリー設立までの経緯を紹介していこう。

イルフェボーがぶどう栽培とワイン醸造をスタートさせたきっかけはなんだったのだろうか。

▶︎地域に貢献できる方法を模索

イルフェボーの代表取締役を務めるのは、落合良晴さん。千曲市でぶどう栽培を始めたのは、2016年のことだった。

落合さんはもともと介護事業を経営しており、入所者が「大切にしていた畑が荒れ放題になってしまって悲しい」と話す様子を見て、力になれる方法はないものかと思案していたそうだ。

ちょうどそんなとき、あるテレビ番組で紹介されていた「千曲川ワインアカデミー」の特集を目にしたのだとか。

千曲川ワインアカデミーとは、東御市のワイナリー「アルカンヴィーニュ」を運営する「日本ワイン農業研究所」が手がける日本初の民間ワインアカデミーである。

千曲川ワインアカデミーの受講生を募集中という情報を知った落合さんは、畑を生かすならぶどう栽培をすればよいのだとピンときて、すぐに応募した。そして第2期の受講生となり、ワイナリー設立への第一歩を踏み出したのだ。

▶︎ワイナリー設立とワイナリー名の由来

千曲川ワインアカデミーの受講生として勉強しながら、荒れていた土地を開墾し、ぶどう栽培をスタートさせた落合さん。順調に生育したぶどうは委託醸造した。そして2022年8月には、念願の自社醸造所をオープンしたのだ。

ワイナリーの名前は、フランス語で「よい天気」という意味を持つ。創業者で代表取締役の落合良晴さんの、「良く晴れる」という名前にちなんで付けられた。

また、現在も継続して介護事業も手がけている落合さん。ワイナリー名には、「地域が明るく気持ちよく、住みやすい場所になるように」との思いも込められているそうだ。

「社長は太陽みたいな人ですね。本当に優しくて温かく、困ったときには必ず助けてくれるという安心感があります」と、北山さん。

そんな落合さんが目指すのは、千曲市のテロワールを表現したワイン。千曲市のテロワールを表現するべく取り組んでいる、イルフェボーのぶどう栽培とワイン造りを詳しく紹介していこう。

『イルフェボーのぶどう栽培』

千曲市内の自社畑でぶどうを栽培しているイルフェボー。ワイナリー横にある畑は、ワイナリーを訪れた人にぶどう栽培の様子をよく知ってもらうことを目的としている。

また、標高400mの倉科地区と標高800mの大田原地区にも畑があり、広さはいずれも1haほどだ。

▶︎自社畑の特徴

倉科地区と大田原地区の畑は標高差があるため、気候が大きく異なる。標高差は生育時期の違いとして顕著に現れる。また、前者は暖かい場所で育てたぶどう、後者は冷涼な場所で育てたぶどうの特徴がはっきりと出るそうだ。

それぞれの畑の違いを詳しく見ていきたい。

まず、倉科地区はもともと果樹栽培が盛んな地域で、土壌は小石が多いのが特徴だ。ぶどう畑があるのは傾斜地で、日当たりと風通しがよい。水はけも良好なため、ぶどう栽培に向いている土地だ。

標高が低いので暖かく、長野県のワイン用ぶどうの名産地として知られる塩尻市などに比べると、ぶどうの成長は1~2週間ほど早い。

温暖な気候のため、品種によっては酸が抜けやすいなど、栽培管理が難しい点もある。だが、倉科地区の畑のぶどうは香りが華やかなのが特徴だ。北山さんは、「倉科地区で育つシャルドネはトロピカルな香り」だと話してくれた。

一方、標高が高い大田原地区の畑は冷涼な気候が特徴だ。収穫されるぶどうはすっきりとした香りを放つ。冷涼な気候で育ったぶどうという印象の味わいが強く出るそうだ。

暖かな場所で育ったぶどうの濃厚な香りと、冷涼な場所で育ったぶどうの凛とした香りの両方が楽しめるのが、イルフェボーのワインの特徴。

「異なる気候で育つぶどうの特徴を見極め、上手くブレンドしてバランスのとれたワインを造りたいと考えています。畑が分散しているので管理は大変ですが、千曲市のテロワールを表現するために必要なことだと考えて取り組んでいます」。

▶︎注目の品種はマルベック

イルフェボーでぶどう栽培をスタートした際に、代表の落合さんは10品種ほどの苗木を植栽した。試験栽培の意味も込めてさまざまな品種の栽培に取り組んできたが、徐々に植え替えを実施し、現在は、より土地に合う品種の栽培に取り組んでいる。

倉科地区の畑では、当初はシャルドネを中心に栽培してきた。だが、現在メインの品種として栽培しているのはマルベックだ。なぜマルベックに注目するのか、理由を尋ねてみた。

「マルベックは、醸造用ぶどう栽培の研究をおこなってきた『千曲市ぶどう研究会』が、千曲市の土地に合う品種だと推奨している品種です。栽培するワイナリーも徐々に増えてきたので、最近では『千曲市といえばマルベック』と呼ばれるほどの品種になりつつあります」。

実は、千曲市ぶどう研究会がマルベックを植えたのは、当時ワイン用品種の苗が品薄で、手に入る種類が少ない時期だったことが関係しているのだとか。たまたま購入できたマルベックを千曲市の畑に植えてみたところ、非常に高品質なぶどうが収穫できたのだ。

色付きが非常に濃く酸も高いマルベックは、偶然とはいえ、千曲市のテロワールをしっかりと表現するために最適な品種だった。千曲市ぶどう研究会のメンバーとして活動してきた落合さんもマルベックの可能性を感じて、2020年頃から自社畑に植栽。少しずつ数を増やしてきた。

「自社畑のマルベックは、少しずつ房を付け始めています。まだ数は少ないですが、驚くほど色付きが濃く、糖と酸がしっかりと感じられます。樹が成長して収量が増えたら、どんなに美味しいワインが造れるのかと楽しみで仕方ありません」。

2023年以降は収穫したマルベックをブレンド用として使用する予定だが、数年後には単一で仕込むことができるだろう。長期熟成も可能なマルベックは、樽熟にも向いている。千曲市ならではの味わいを持つマルベックを、ぜひ味わってみたい。

▶︎シュナン・ブランにも期待

マルベックの可能性に期待するのと並行して、醸造家の北山さんが注目している品種が、シュナン・ブランだ。

倉科地区の畑では、シャルドネとマルベック以外に、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブランを栽培してきた実績がある。

その中で、北山さんが特にシュナン・ブランに注目するのはなぜなのか。

「シャルドネやメルローなどは、長野県に有名な生産地があります。高山村のシャルドネは素晴らしいクオリティですし、塩尻市のメルローも極上です。同じ品種で勝負しても太刀打ちできないため、千曲市ならではの可能性が見出せる品種が必要です。マルベックもそのひとつですが、シュナン・ブランも期待が持てる品種だと思っています」。

以前、北山さんが長野県安曇野市のワイナリーで働いていたときのこと。市内の畑で丁寧にシャルドネを栽培していた人が、「どれだけ手をかけて栽培しても、高山村のシャルドネにはかなわない。土地には限界があるから、よく考えて品種を選ぶ必要がある」と嘆いていたそうだ。

「最大限に努力をしても悔しい結果になるなら、自分が可能性を感じる品種を植えて伸ばしていきたいのです。私にとってはシュナン・ブランこそが、未来への希望を感じられる品種です。楽しく育てることができると思いますよ」。

北山さんの前向きな言葉には、千曲市でのぶどう栽培の明るい未来が感じられる。

▶︎シュナン・ブランの可能性

シュナン・ブランは、フランス・ロワール地方原産の品種だ。現在では南アフリカで多く栽培されていることでも知られている。

北山さんがシュナン・ブランを推すのには、もちろん明確な理由がある。学生時代に醸造学科で学んだ経歴を持つ北山さんは、ワインの輸入商社で働いた経験を持つ。世界中のワインに触れてきた中で、多彩な魅力を持つシュナン・ブランに魅了されたのだという。

「シュナン・ブランは、甘口ワインや辛口ワイン、スパークリングワインなど、どんなタイプのワインになっても素晴らしく、ポテンシャルを秘めた品種です。シュナン・ブランには貴腐ワインもありますよ。酸味のあるはちみつレモンのような味わいで香り高く、酸が抜けにくいのが特徴です。ハイレンジのワインとしても成立しますし、手頃なワインにも向いているという懐の広さも魅力ですね」。

だが、イルフェボーの社内では、まだシュナン・ブランの魅力が伝わり切っていないそうだ。メンバーにシュナン・ブランの魅力を知ってもらうのが、北山さんの直近の課題なのだとか。「白ワイン用品種の中で私が一番好きなぶどうなので、きっとみんなにも魅力が伝わるはずです」と、笑顔で話してくれた。

仕立て方や栽培管理の工夫次第で多くの顔を見せてくれるというシュナン・ブラン。今後、イルフェボーでどのように作られているのかも楽しみにしたい。

▶︎華やかな香りのピノ・ノワール

続いては、冷涼な気候が特徴の大田原地区で栽培する品種についても見ていこう。以下の6品種だ。

  • ピノ・ノワール
  • ゲヴュルツトラミネール
  • メルロー
  • シャルドネ
  • カベルネ・ソーヴィニヨン
  • ソーヴィニヨン・ブラン

イルフェボーでは、これまでは試験栽培の意味も込めて多くの品種を栽培してきた。だが、土地や気候に合ったぶどうのみを栽培していくという方針をとることにしたため、今後は少しずつ栽培品種をしぼっていく予定だ。

「カベルネ・ソーヴィニヨンやソーヴィニヨン・ブラン、メルローは、大田原地区では栽培が難しい品種なのではと考えているところです。例えば、カベルネ・ソーヴィニヨンは冷涼な場所では熟しにくい品種特性を持つため、完熟させるのが難しいと感じています」。

そんな中、大田原地区の土壌や気候は、香りに特徴のあるピノ・ノワールやゲヴュルツトラミネールに向いていると感じている北山さん。

また、2022年ヴィンテージのピノ・ノワールは素晴らしい香りが特徴的だった。

「大田原地区は、早生の品種に向いている土地なのだと思います。特に、ピノ・ノワールの華やかな香りに驚かされました。樽を使わなかったので、品種由来の香りがはっきりと感じられてよかったと思います。2023年以降もピノ・ノワールのワインを造るのが楽しみです」。

▶︎基本に忠実な栽培管理

醸造責任者の北山さんは醸造とショップを担当しているため、畑にいく時間を確保するのはなかなかむずかしい。

「ショップを無人にはできないので、週に1度だけ代わりの人に来てもらって、畑に行く時間を確保しています。ぶどうは、畑に誰が来たのかをちゃんとわかっているのじゃないかと感じます。栽培する人のエネルギーを受け取っているのかもしれません」。

丁寧な栽培管理を実践しているイルフェボーの自社畑では、基本に忠実に、ぶどうを見守って支えることを心がけている。よく観察し、必要なだけ手をかけるのがポイントだ。

栽培担当のスタッフは毎日畑に通い、ちょっとした異変も見逃さない。変化に気づくことができれば、少ない農薬で健全なぶどうを栽培できるため、しっかりと観察することが何よりも重要なのだという。

イルフェボーのぶどうは愛情たっぷりに育てられ、やがて実りの秋を迎えるのだ。

『イルフェボーのワイン醸造』

続いては、イルフェボーのワイン醸造にスポットを当てよう。醸造責任者の北山さんは、ワイン業界でさまざまな仕事をしてきた後、イルフェボーで醸造を担当することになった。

随分前からワイン造りを仕事にしたいと考えていたものの、子育て中はなかなか実現が難しかったという。子供が成長し、ようやく自分の夢をイルフェボーで叶えたのだ。

イルフェボーのワインの特徴と、ワイン醸造におけるこだわりに迫ろう。

▶︎個性を引き出し、きれいに処理をする

「イルフェボーが目指しているのは、飲んだときに体にスルッと入っていくワインです。個性を引き出すとともに、きれいに処理をすることを心がけています」。

嫌な香りがしないことは大前提。ぶどうのよい味わいと香りを引き出し、クリアで濁りのないワインを造る。そのために、最終工程では必ず「濾過(ろか)」をおこなうそうだ。

「濾過前のワインはうま味がたっぷりあって味が濃く、複雑な香りがあります。無濾過のワインにも魅力はありますが、私が目指すのはもう少し洗練されたスタイルです。生原料のワインを少し洗練された次元に上げるのが、濾過の作業だと思っています」。

濾過の前後について、北山さんは、「田舎から出てきた高校生が、都会に行って洗練された大人になって帰ってきたイメージ」と例えてくれた。

ワインの味わいのよさをより引き立てるための濾過が、イルフェボーのワインの味わいをくっきりと際立たせているのだ。

▶︎濾過前までの品質管理が重要

ワイン造りにおいて、もっとも重要なのは濾過するまでの工程。欠陥臭や雑味があるワインは、濾過してもクリアにはならない。だからこそ、濾過作業の前までのワインの品質管理が重要なのだ。

酸化や雑菌の繁殖がないように細心の注意を払う。また、品質を維持するため、2週間に1度は必ずモニタリングを実施する。

「ワインは熟成している間も徐々に変化していきます。常に状態を見極め、瓶詰めに最適な頃合いが来た頃にちょうど、グラスに注いだワインがキラキラと『照り』があるのがよいと思っています。五感すべてで感じ取れる、食事を美味しくするワインを造りたいですね」。

ワインは美味しい食事と楽しい時間のお供をする存在だと考えている北山さん。グラスに注いだときに照りや輝きのあるワインを目指す。レストランでワイングラスに光が当たってキラキラ輝く。そんな風に気持ちを高揚させるのもワインの大切な役割なのだ。

『楽しい時間を一緒に過ごすワインを造りたい』

次に、おすすめの銘柄とイルフェボーのワインをどんなシチュエーションで飲んでもらいたいかについて尋ねてみた。

「楽しい時間の仲間に入れてもらいたいですね。友達と食事するときや、家族みんなが集まってわいわいごはんを食べるときに、イルフェボーのワインと一緒に過ごしてもらえたら、造り手である私たちも楽しいです」。

▶︎ポップ&元気なエチケットに刷新

2022年から自社醸造所でのワイン造りをスタートさせたイルフェボーは、エチケットのデザインをポップで元気なイラストに刷新した。

「私たちは、毎日楽しく働いています。私は会社に来るのが大好きで、テーマパークを訪れるようなワクワクした気持ちでワイナリーに出勤して、ワインを造っているのです。造り手たち自身が楽しんでいるワイン造りのイメージを伝えたいと考えて、エチケットデザインを新しくしました」。

新たなエチケットデザインには、「醸造家のお姉さん」が登場。イメージキャラクターとして、イルフェボーのワイン造りを表現している。

▶︎リッチで濃い味わい、「エトワール シャルドネ スパークリング 2022」

倉科地区で収穫したシャルドネ100%のワイン、「エトワール シャルドネ スパークリング 2022」のエチケットは、醸造家のお姉さんが瓶から飛び出しているイラストだ。スパークリングワインを開けたときの、「ポンッ」という感じを表現している。

「『エトワール シャルドネ スパークリング 2022』は、大切な彼女にプロポーズする日の食事で、1杯目に飲んでもらうことをイメージしながら造りました。イルフェボーのシャルドネは、シャルドネらしさがよく出ていると思います。少し苦みがあり、酸味も感じられます。想像していたよりも濃くてリッチな味わいに仕上がりました」。

スパークリングワインにはキリッとした酸味が必要だ。酸味を残すため、倉科地区でも一番標高が高く涼しい場所のぶどうを早めに収穫した。

タンクで貯蔵し、2023年の4月に1,000本ほど瓶詰めをした。瓶詰めをしたときに試飲した印象は、「すっきり爽やか」。しかし、1か月間瓶熟させた販売のタイミングになると、リッチで濃い味わいに変化していたそうだ。

「苦みのある山菜や、ハーブをきかせてグリルをした魚、鶏肉や豚肉がシャルドネのほのかな苦味とミネラル感によく合うと思います」。

▶︎花のブーケのような香り高い白ワイン、「メテオレ」

北山さんはおすすめ銘柄として、「メテオレ」という白ワインを挙げてくれた。

95%がシャルドネ、5%が大田原地区で収穫したゲヴュルツトラミネールをブレンドした、香り高いワインだ。

「自社畑のゲヴュルツトラミネールを初めて使用したワインです。シャルドネの香りが消えてしまうくらい、圧倒的なボリューム感のあるゲヴュルツトラミネールの香りが印象的ですよ。華やかなブーケをパッと目の前に持って来られたような、圧倒的な花の香りがするのです」。

香りが華やかなので女性に人気があり、フレッシュでフルーティーなごくごくと飲める味わいに仕上がっている。

「メテオレ」に合わせる料理としては、ハーブを使ったカルパッチョや紫蘇を使ったお漬物などが最適。爽やかな味わいと香りのペアリングを楽しんでみたい。

『まとめ』

北山さんが醸造家として最終的に目指しているのは、「土の味」がするワイン。北山さんが考える「土の味」とは、その土地の個性を最大限に引き出したときに出る滋味のようなもので、飲んだときに全身の力が抜けるくらい、体にしっかりと浸透する美味しさを感じる味わいのことなのだとか。

自社畑の樹が成長して樹齢が高くなり、より成熟した味わいのぶどうが収穫できれば、そんなワインが実現する日が来るかもしれないと話してくれた。

イルフェボーが目指すのは、地域自慢の存在になること。設立からこれまでを支えてくれた地元の人たちに、いつかさまざまな形で恩返しできるようなワイナリーになるのが理想なのだ。

イルフェボーは2022年にオープンしたばかり。のびのびと働くスタッフたちは第2の家族のような関係で、お互いに尊敬し合って仕事をしている。「美味しいワイン造り」という同じ目標に向かって進むチームワークと風通しのよい環境が、品質の高いワインを生み出す原動力になっているのだ。

イルフェボーから、次はどんな素敵なワインが生まれてくるのか。飲み手もワクワクしながら、今後の活躍を見守っていきたい。

基本情報

名称イルフェボー
所在地〒387-0023
長野県千曲市八幡4030-1
アクセスhttps://il-faitbeau.com/company/
HPhttps://il-faitbeau.com/

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