歴史と癒しを愉しめる老舗ワイナリー『ルミエールワイナリー』

山梨県笛吹市にあるルミエールワイナリーは、明治18年(1885年)創業。
国際的なコンクールでも多くの受賞歴があり、世界から注目されているワイナリーだ。

創業当時から『本物のワインを造るには本物のぶどうを育てること』という教えを守り続けており、自然の力を生かした圃場の整備やぶどう造り、また、高品質なワイン造りを行っている。

130年を超える歴史の中で培った技術を駆使して造られる高品質なワインは絶品。
またブティックワイナリーとして、買い物や食事を楽しむことができるルミエールワイナリーさんにはどんな魅力があるのか。体験しに行ってきました!

▶ぶどう畑はワイナリーの目の前!

ワイナリーに到着すると、まず目に飛び込んでくるのはぶどう畑。
ちょうど駐車場の目の前が、メルローと甲州の畑になっていました。

品種を示した小さな看板がとってもかわいい!

漢字ではなく、ローマ字で書かれているところにぐっと惹かれてしまいました。
これならすぐに何の品種なのかが分かっていいですね。

ちなみにこの日、ちょうどワイナリーに到着した際にワイナリー見学の皆様と遭遇。10名程度の方がぶどう畑の説明を聞いていらっしゃるところでした。

事前予約が必要なワイナリー見学。出発前日に予約をするか迷っていただけに、予約をして来ればよかったと後悔。「後悔先に立たず」ですね。

次回は是非ワイナリー見学に参加したいと思います!

▶ 「和」を感じる空間と思いがけない出会い

ぶどう畑を十分に見た後は、早速ワイナリーの中へ!

…と行きたいところでしたが。
とてもおしゃれな外観になかなか歩みが進まず、写真を撮る手が止まりません(笑)

入り口付近には、かわいいワイン樽。
なんだかつい、矢印の方向に行きたくなるような…。こっちだよと誘われているような…。
そんな気分になりました。

そしてこの門を通り過ぎると、中には素敵なお庭が!

外から見る景色と、中から見る景色で雰囲気が変わって面白いですね。
お庭側から見ているとほっこりと落ち着きます。

どこからかBGMが聞こえてきており、入り口から楽しませてもらいました。

さて、お庭をたっぷりと堪能したところでワイナリーの中へ。

ルミエールワイナリーさんのワインはラインナップが多く、ショップの中には多くのワインが並べられていました。

中でも特に驚いたのが白ワインに山梨県産の梅を漬け込んだ「梅酒」。まさか、ワイナリーで梅酒に出会えるとは思いませんでした。
ワインも好きですが、梅酒も好きな私は迷わず試飲。甘口ですが香りがとてもよく、濃厚!そして何よりとても美味しい!
ストレートでもゴクゴク飲めてしまいそうですが、炭酸割りをしても美味しそう。とても良い出会いでした。

▶そろそろおなかが空いてきた…

実は今回の訪問で楽しみにしていたことのひとつが、ルミエールワイナリーさんに併設されている『ワイナリーレストラン「ゼルコバ」』でのランチ。
Webページで見た瞬間「ランチはここにしよう」と決めました(笑)

ゼルコバさんでは、地元の食材を生かしたフレンチ料理やワインとのマリアージュを楽しむことができます。季節によって若干メニューが異なるそうですよ。

この日のメニューはこちら。

こちらの3種類のコースから選ぶことができます。
どのコースも美味しそうで迷ってしまいますが…。

この日は「メニュー ゼルコバ」をいただきました。(4,100円(税抜))
こちらはメインのお料理を選ぶコースとなっていますが、「お肉もお魚も両方食べたい!」という願いを叶えてくれるコースもあります♪

気になるコースで楽しんでみてください。

ということで、早速お食事をいただきます。

まずは前菜。『富士桜ポークの田舎風パテ サラダ添え』
お肉の臭みが全くなくとっても美味しい!添えられているピクルスと一緒に食べるとさっぱりします。

続いてスープ。『トゥーラン オニオン トマト 卵のスープ チーズクルトン添え』
ぽかぽかと温まる一品。オニオンとチーズの相性が抜群でした。

続いてはお待ちかねのメイン。『茜鱒の五香粉焼き 赤ワインヴィネガーのバターソース』
山梨県の名産品「茜鱒(あかねます)」を使ったお料理でしたが、これがまた絶品!一緒に注文していたワインとの相性も抜群でした。

この日お料理といただいたワインはこちらの3種。

左から

  • 「ルミエール イストワール 白」
  • 「スパークリング デラウエア」
  • 「スパークリング 甲州」

どのワインもお料理との相性がピッタリ。とても美味しくいただくことができました。
こちらはテイスティングセット(3種)として注文することができます。
お料理に合うワインを選んでくださいますので、「どのワインにするか決まらない!」という方はこちらのセットがおすすめですよ。

さて、最後はデザート。『フレッシュベリーのサラベルナール風』
サラベルナールとは、19世紀末に活躍した女優サラ・ベルナールに、天才シェフ・エスコフィエが捧げたデザートだそうです。
はじめて食べたデザートでしたが、いちごの酸味とソースの甘みがちょうど良く、とても美味しい!

写真では伝わりにくいですが、ボリュームがしっかりとあり満足度の高い一品です。
デザートと一緒にいただける『コクテール堂のコーヒー』との相性も抜群でした。

▶魅力がたくさん詰まったルミエールワイナリー

ワイナリーに到着してすぐに出迎えてくれるぶどう畑。
おいしいワインの試飲やショップで楽しんだ後のレストランでのお食事。
この日体験しただけでも素晴らしい魅力を感じさせてくださるルミエールワイナリーさん。

1度の訪問では体験しつくせない、感じきれない魅力がある。

また次回伺った際には、新たな魅力を発掘させていただきます!

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今回訪問したワイナリー
山梨県笛吹市にあるルミエールワイナリー

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