コロナ渦のワイナリー訪問におすすめ!②『サントリー登美の丘ワイナリー バーチャルガイドツアー 』(醸造編)

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個性と魅力にあふれる日本のワイナリーを紹介するWebメディア「Terroir.media」が紹介する、ワイナリーバーチャルツアーのご案内(第二弾)

第1回のサントリー登美の丘ワイナリー バーチャルガイドツアー「栽培編」はお楽しみいただけましたか?まだの方は、ぜひチェックしてくださいね!

さて、バーチャルガイドツアー紹介の第2回は、サントリー登美の丘ワイナリー バーチャルガイドツアー「醸造編」をお届けします。

山梨県甲斐市にある大手酒造メーカー「サントリー」グループの登美の丘ワイナリーでは、自社圃場で栽培されたぶどうが、同じ敷地内にあるワイナリーで醸造されています。

ぶどう畑に実ったたくさんのみずみずしいぶどうが、どんな工程を経て美味しいワインになるのか、楽しみですね。

今回のツアーも、広い敷地内をバスに乗って移動します。バスが醸造所に到着すると、まず目を引くのが石造りの壁と大きな扉。
登美の丘ワイナリーの長い歴史を感じさせる、風格あるたたずまいです。

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8月末から10月末にかけて収穫されたぶどうは、その日のうちにふもとの醸造所エリアに運び込まれて、仕込みがスタートするのだとか。醸造所に搬入されたぶどうは、人の手で丁寧に選果されたあと、圧搾にかけられて果汁がしぼられます。

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タンクにうつされた果汁は、その後、発酵段階に入ります。ぶくぶくと泡立つ果汁の映像を見ると、ワインは生き物なんだと感じます。

白ワインと赤ワインの醸造方法の違いも丁寧に紹介してくれるので、ワイン初心者にも醸造工程がわかりやすいのが嬉しいですね。

そしてワインは樽やタンクに移され、熟成段階に入ります。

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貯蔵庫の中の映像は、神秘的な雰囲気です。樽がずらりと並ぶ広い貯蔵スペースは、まさに圧巻のひとこと。実際に貯蔵庫内を歩いて見学しているかのようなリアリティのある映像を見ながら、熟成に関する詳しい説明が受けられます。

続いて樽やタンクから瓶に移されたワインは、「瓶熟庫」と呼ばれる場所で、さらに熟成の時をむかえます。
登美の丘ワイナリーで醸造された古いヴィンテージのワインボトルが貯蔵されている様子を見ると、ワイナリーの歴史が感じられますよ。

このバーチャルツアーでは、敷地内の隠れスポットも紹介されています。ワイナリーには、昔から信仰されてきたお稲荷様や水神様が祀られているそう。
現地のツアーでは見ることができない場所まで見学できるのは、バーチャルツアーならではのメリットですね。

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ツアーの最後は、醸造家の方へのスペシャルインタビュー。登美の丘ワイナリーならではの、ワイン造りに関するこだわりや情熱が感じられるお話です。

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バーチャルツアーの醸造編を視聴して、大切に栽培されたぶどうがワインになるまでには、多くの手間と時間が必要なんだと知ることができました。

実際に醸造所や貯蔵庫に足を運ぶと、熟成中のワインの豊潤な香りがすることでしょう。参加するメリットがたくさんあるバーチャルツアーですが、その場の香りまでは楽しめないことだけがちょっと残念。
ぜひ登美の丘ワイナリーの醸造所に行って、ワインを五感で感じてみたい!そんな風に感じたツアーでした。


さて、2回に渡って「栽培編」と「醸造編」をお伝えしてきた、登美の丘ワイナリーのバーチャルツアー紹介。ここまで視聴すると、出来上がったワインの味わいが知りたくなってしまいますよね。
登美の丘ワイナリーのこだわりを凝縮したワインとは、一体どんな味なのでしょうか?

気になるテイスティングの様子は次回、「サントリー登美の丘ワイナリー バーチャルガイドツアー テイスティング編」で紹介しますので、お楽しみに。


この記事で紹介したワイナリーの基本情報です。

ワイナリー名:サントリー登美の丘ワイナリー

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