シャトー・メルシャンといえば山梨県の勝沼ワイナリーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
1877年に「大日本山梨葡萄酒会社」が創立され、それ以来ワインを造り続けている老舗ワイナリー。
そんなシャトー・メルシャンは2003年、長野県上田市丸子地区に「椀子(まりこ)ヴィンヤード」を開園し、その後2019年には「椀子ワイナリー」が誕生しました。
広大な土地で栽培されたぶどうから醸されるワインはいったいどんなワインなのか…。
今回は、2019年にオープンしたばかりのシャトー・メルシャン 椀子ワイナリーへ訪問してきました!
『どこまでも、どこまでも、どこまでも続くぶどう畑』
ワイナリーに到着した際にまず驚いたのが、そのぶどう畑の広さ。
どの方向を見渡してもぶどうの樹があってびっくり!
約30haもの土地で、8品種のぶどうを栽培されているそうです。
東京ドーム1個が約4.7haなので、約6個分の広さですね!
…といってもいまいちピンときませんが(笑)
ワイナリーに伺った時期が2月末だったこともあり、まだぶどうの樹は眠っているところ。
これが一面緑の時期だと思うと…。絶景であること間違いなしですね。
ワイナリーのそばにある一本木公園からは、ワイナリーや畑の景色を一望できますのでこちらからも是非その絶景を楽しんでみてください!
『ブティックワイナリーを楽しむ』
ワイナリーへ伺ったこの日は、新型コロナウイルスの影響でショップのみの営業でした。
せっかくなので試飲や見学も…と思っていたのですが仕方ないですね。
早く少しでも状況が良くなっていくと良いのですが…。
また、状況が改善されたところで試飲やワイナリーツアーを再開されるとのことでした!
HPで随時更新されるようですので、要チェックです!
この日ショップだけでなく、ワイナリー1階のホールではワイン醸造エリアや樽庫を覗くことができました!
こちらは醸造エリア。シーズン中はここでの作業の様子が見られるのでしょうか?
まだ実際の作業風景を見たことが無いので、今シーズンはぜひ見てみたいところです!
こちらは樽庫。
ホールから見える樽庫は2か所あり、それぞれ温度が異なる環境となっているようです。
この中で眠っているワインが飲めるのはいつになるのでしょうか…。
今からとても楽しみです♪
また、ホールにはこんな素敵な日本画もありました!
こちらは、シャトー・メルシャンの3つのワイナリーから生まれるアイコンとフィロソフィーを表現した絵になっているとのこと。
日本らしくて素敵な絵ですね。
何がモチーフで、どんな想いが込められているのか…。
解説もしてくれてありましたので、こちらは是非足を運んでみてくださいね!
『30種類以上のワインを楽しんで』
1階の見学を楽しんだ後は、2階のショップへ。
こちらのワインショップではワインはもちろん、オリジナルグッズの販売もされていました。
椀子ワイナリーのワインはもちろん、勝沼ワイナリーや桔梗ケ原ワイナリーのワインも購入することができますよ~。
ここに陳列されているワインだけでも30種類以上。
お好みのワインを見つけてみてください♪
また、椀子ワイナリーではぶどうが採れたブロック(畑)ごとに醸造しているワインもあるようです。
同じ品種でも、ブロックごとに違う味が楽しめるのはとても魅力的。
お好みの品種のワインを飲み比べるのもいいかもしれませんね!
2階のショップは全面ガラス張りになっているので、ここからも外の景色を楽しめます。
テイスティングエリアやテラスからももちろん畑を見ることができるので、ワイナリーならではの魅力を楽しんでください!
今回は見学とショップのみでしたが、十分に楽しめる内容でした。
ショップの店員さんとゆったり詳しいお話を伺えるのは、この時期ならではなのかもしれません。
シャトー・メルシャン 椀子ワイナリーでは、定番ツアーが2種類、特別ツアーが2種類と、4つのワイナリーツアーを用意してくださっています。
HPで詳細が公開されていますので要チェック!
それぞれに良さがありますので、ぜひ参加してみてくださいね。
私もツアーが再開されましたらもう一度伺いたいと思います!
今回訪問したワイナリー長野県上田市にあるシャトー・メルシャン 椀子ワイナリー