富士山や南アルプスを眺めながら楽しむ、『マルス穂坂ワイナリー』

鹿児島県に本社を構える本坊酒造株式会社は、焼酎や梅酒、ウイスキーをはじめワイン造りも行っている。

洋酒生産の拠点として山梨県にワイナリーを設立(現マルス山梨ワイナリー)したのは1960年のことで、その後、更なる品質の向上を目指し同県に「マルス穂坂ワイナリー」を設立した。

今回は、山梨県に2つあるワイナリーのうちワインの醸造拠点として稼働している、マルス穂坂ワイナリーさんへ行ってきました。

『まずはワイナリー見学を楽しんで』

ワイナリーに到着して、まず驚いたのはその建物の大きさ。
2階建てのワイナリーは、1階がショップとワインバーになっていました。

ワイナリーに入ると、ショップの方から工場の見学をご紹介いただいたいたのでまずは工場見学へ!

醸造棟の見学をすることができました。

醸造棟の入り口横の壁には、マルス穂坂ワイナリーさんの歴史や圃場の紹介、栽培されているぶどうの品種などの紹介がありました。

これだけ丁寧に書いていただいてあるので、ワイナリーに対する理解が深まりますね。
どんなところで育ったぶどうがワインになっているのか…。
是非現地に足を運んでみてみてくださいね!

そして醸造棟の中はというと…。

広い空間にワイン樽やステンレスタンクが!
様々なサイズの樽がたくさん並んでいました。

大きなものだと10,000L。
…ちょっとスケールが大きすぎて想像が難しいですね(笑)

また工場が稼働している時期にも是非来てみたいと思います!

醸造棟の見学の後ショップへ戻ると、建物の2階にある屋上をご案内をしていただきました。
良い景色が見られるということで、屋上へ。

遠くの山がきれいに見える!
…はずでしたが、残念ながらこの日は曇っていたため、正面に見えるはずの山々を見ることはできませんでした。

晴れている日には、富士山も見えるそうですのでワイナリーに行った際には、屋上にも出てみてください!

『カウンターで試飲~』

ワイナリー見学を楽しんだ後は、試飲へ。

バーカウンターでスタッフの方と楽しくお話をしながら試飲させていただきました。
こんなに長時間試飲しながらお話したのは初めてじゃないか、というくらい濃い時間になりました!
沢山試飲させていただいたので、その一部をご紹介いたします!

『穂坂甲州&ヴィオニエ2019』

穂坂産の甲州と、自社農園で栽培されたヴィオニエをアッサンブラージュした1本。
ヴィオニエはあまり日本のワイナリーでは栽培されていない品種とのこと。
甘味と酸味を感じられる白ワインでした♪

『シャトーマルス 牧丘甲州 2020』

こちらはサクラアワード2021でダブルゴールドを受賞したワイン。
少し甘味を感じることができる、やや甘口のワインなのでとても飲みやすい~。

和食と一緒に楽しみたい!と思った1本でした。

『穂坂 メルロー 2018』

こちらはメルローを12か月以上樽熟成させた赤ワイン。
鼻からふんわり抜けるお花のような香りが何とも言えない!
そんな1本でした♪

まだまだ魅力的なワインがたくさんありましたが、今回はこの辺りで。
ワイナリーには季節ならではのワインや、そのほかたくさんの銘柄が揃っていますので、ショップを見るだけでも十分楽しめますよ♪

2017年11月に新設されたマルス穂坂ワイナリーさん。
ぶどうの仕込み期間には、あの広い醸造棟の中がぶどうの香りでいっぱいになることを想像すると…。絶対に行かなくてはなりませんね!今からとても楽しみです。

また今後ショップでは、ワインに合うおつまみや、チョコレートの販売も検討されているとのことでした。

ますます今後が楽しみです!

スタッフの皆様もとても親切で優しい方ばかりですので、ぜひ一度足を運んでください!


今回訪問したワイナリー山梨県韮崎市にあるマルス穂坂ワイナリー

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