能登ならではの風土をワインで伝える、『能登ワイン』

石川県の能登半島、鳳珠郡穴水町にある能登ワイン。

牡蠣殻を撒いた土壌でぶどう栽培をするなど、「能登ならではの風土」を活かしたワイン造りを2006年から行っているワイナリーだ。

ワイナリーでは、能登ワインの購入はもちろん、試飲や醸造所の見学もできるとのこと。

なかなか訪れることのできない能登半島にあるワイナリー。
どんなワインが待っているのでしょうか。早速、行ってみました!

『まずはぶどう畑から!』

この日はあいにくのお天気。能登半島は雨が多いことでも知られていますが…。
まさか能登周辺での滞在期間中、そのほとんどが雨になるとは!

今度は晴れの日を狙ってきたいですね(笑)

能登ワインさんの広い駐車場の横は、ぶどう畑になっていました!

ちょうど芽吹きを待っている頃のぶどうの樹。

そしてこの畑の前には電気柵が。
野生動物が多いのでしょうか…。間違っても触らないようにしましょうね。

ちなみにワイナリーから見えるところにある畑は、全体の8分の1だそうです。
自社圃場が点在しており、年間14万本のワインを生産をしているとのこと!

どんなワインが造られているのでしょうか…。

早速ワイナリーの中へ!

『優しいスタッフさんと美味しいワイン』

ワイナリーに伺うと、すぐにスタッフの方が店内をご案内してくださいました!(ありがとうございます)

畑・ワインにまつわるお話も伺うことができました。
事前に予約をしていけば、醸造所の見学もさせてもらえるみたいですよ♪
予約なしでも店内から醸造所を見ることができますのでぜひ!

そして試飲もおすすめしていただき、約10種ほどを試飲。
それぞれのワインの特徴を伺いながらの試飲は、充実した時間になりました♪

もちろん、自分が気になったワインのみの試飲もできますので是非~。

ということで、今回いただいたワインの中で特におすすめ・気になったワインをご紹介します!

まずはコチラ。
『2020 ノトワインブラン』

こちらは甘口のワインになりますが、驚いたのが飲んだ一口目のその香り!
一瞬「ジュースだったっけ?」と勘違いしてしまうほど。

ナイヤガラを使っているので、とても甘くていい香りが口いっぱいに広がります!

ワインが苦手な方でも飲みやすいのでは?と感じました。

続いて、こちらは『2020年 NOTO ROSE(のとろぜ)』

写真だと少し伝わりにくいかもしれませんが…、このロゼ、色がとてもきれいなんです!
ヤマソーヴィニヨンを使っているため、少し濃い目のピンクが美しい!
まず、目で楽しめる1本です。

お味ももちろん美味しいです♪
酸味が効いているので、お料理との相性もよさそう!

ラベルもかわいらしくて写真映えしそうですね。

最後はコチラ。
『2019年 メルロー・ビジュノワール』

これは私好みの1本でしたので即断即決でした(笑)

メルローとビジュノワールが入ったワイン。
6か月間の樽熟成。とても美味しかった!日本料理にも合いそうです~。

『魅力はワインだけじゃない』

能登ワインさんの魅力はワインだけではありません!

地元に貢献する、という想いを胸に地元飲食店や酒類メーカーさんとのコラボを積極的に行っているそうです。
コラボ商品はワイナリーにて販売されていますのでこちらもチェックしてみてください。

また、地元中学生とのコラボもされており、20歳になったら自分が収穫したぶどうで造ったワインが手元に届くんだそうです!
ワイン文化を根付かせることもできそうな取り組みですね。

最後に…。
能登半島といえば、地元では「弁当を忘れても、傘は忘れるな」という言葉があるようです。
雨が多い地域ならではですね。


今回訪問したワイナリー
石川県鳳珠郡穴水町にある能登ワイン

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