1909年に「登美農園」を開園したことが始まりで、すでに一世紀以上の歴史をもっている。
ワイナリーの名前にもなっている「登美の丘」という名前には、「登って美しい丘」という由来があるそうです。
その名の通り、ワイナリーに向かう丘を登った先には美しい富士山の姿と甲府盆地が見え、まさに、丘を上った先の美しい風景を臨める場所という名前がピッタリ。
▶たくさんのぶどう畑と富士山
ワイナリーに向かうその道中では、たくさんのぶどう畑が迎えてくれました!
道の右にも左にも畑があり、車を止めて写真を撮っている方や、ゆっくりと走らせた車内から眺めている方もおりました。
つい、きれいな景色に見とれてしまいますが、わき見運転にならないように気を付けないといけないですね。
ちょうど畑のぶどうの葉が色づいており、とてもきれいでした。私もつい、車をとめて写真を撮りました。
この景色の奥に、なんと富士山が!
登美の丘ワイナリーさんならではの風景。ぶどう畑と富士山のコラボですね。
丘を登った先、登美の丘ワイナリーさんのショップ前へ行ってみると、そこにも!美しい景色が広がっていました。
こちらは登美の丘ワイナリーさんのショップ前から見える風景。とても素晴らしい!紅葉の季節でもありましたので、様々な色のコントラストを楽しめました。
また、この日は朝から濃霧で晴れたり曇ったりとなかなかすっきりとしない1日でしたが、甲府盆地と富士山のシルエットを見ることができました。晴れた日にはもっともっときれいな景色が見られそうですね。リベンジしたいです!
▶見学用のぶどう畑は自由散策可能!
登美の丘ワイナリーへ到着し、まずは場内を自由散策。
こちらでは見学用のぶどう畑があり、自由に見ることができます。
ぶどうの品種ごとに、それぞれの特徴などの書かれた説明パネルが設置してあり、とても分かりやすく且つ親切で、勉強になりました!
この日、残念ながら畑の中に入っていくことはできませんでしたが、少し離れた通路からでも十分に楽しめました!
スタンプラリーの台、…とても気になります。
▶ワインショップの中も見どころがある!
ショップでは、登美の丘ワイナリーさんの自園産100%ワインはもちろん、新潟県の岩の原葡萄園や、長野県の塩尻ワイナリーの日本ワインも豊富に販売していました。また、ワイングッズやワインにあうおつまみも販売されています。ここに来れば、全部揃ってしまいそうですね。
私は、コースターを購入しました。かわいい。
さらに、ショップ内には登美の丘ワイナリーさんのこれまでの歴史を知ることができる展示も用意されています。
開設したばかりの登美農園の姿や当時販売されていたワイン、宣伝用のポスターなど貴重な資料を見ることができ、ここだけでもとても歴史あるワイナリーであることが伝わってきました。
▶YouTube Live などのイベントも開催されている!
現在、多くのワイナリーでオンラインイベントを開催していますが、登美の丘ワイナリーさんも11月に2回、配信イベントを開催されていました!
実際に足を運んでみて、もっと詳しく登美の丘ワイナリーさんのことを知りたいと思っていたので、配信を視聴。
2週間にわたって、2つのテーマの配信がありました、
ひとつめのテーマは、新酒トークライブ。
今年出来上がったばかりの新酒について、栽培や醸造の責任者の方によるお話を聞くことができました。
今年の夏は雨量が多かったので、やはり雨からぶどうを守ることはとても大変だったようですが、今年の出来上がりは過去最高だそうです!
最後には、今年の新酒にあう、おすすめのお食事が紹介されました!山梨県ならではの桃も紹介され、私も是非味わってみたいです。
また、もうひとつのテーマであったワイナリーの魅力についての配信では、登美の丘ワイナリーの歴史や、圃場の紹介、醸造の様子や樽熟庫の様子をご紹介いただきました。
また、登美の丘ワイナリーさんでは、25haの畑を50区画に分けており、さらに品種・区画ごとにタンクを分けているそうです。
ぶどう栽培から醸造まで、いたるところでこだわりを感じることができ、とても貴重な体験になりました。
つい1か月ほど前にワインショップが再開されたばかりでの訪問だったということもあり、試飲や工場見学は再開されておりませんでした。
スタッフの方によると、まだ今後の再開の時期については目途が立っていないということです。ショップについても、平日はクローズしているようなので、訪れる際にはHPを確認してみてください。
(圃場の中にはきれいなお花も咲いていましたよ。これは何というお花でしょう…。)
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今回訪問したワイナリー
山梨県甲斐市大垈にあるサントリー登美の丘ワイナリー。