コロナ渦のワイナリー訪問におすすめ!⑩『中伊豆ワイナリーヒルズワイン』の蔵出し工程を見学

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「Terroir.media」がおすすめする、ワイナリーのバーチャルツアーを紹介する企画の第10回をお送りします。前回までの記事をまだ読んでいない方は、あわせてチェックしてみてください。

今回は「中伊豆ワイナリーヒルズ」のバーチャルツアー紹介の第4弾です。
「中伊豆ワイナリーヒルズ」は、静岡県伊豆市にあるワイナリー。ワイナリーにレストランやホテル、牧場などを併設した、さまざまな体験ができる総合リゾート施設です。

中伊豆ワイナリーヒルズの公式YouTubeページでシリーズ化されている「ワイン造りを追跡!シリーズ」のうち、「ワインの蔵出し工程を見学してきました」を視聴しました。

「Terroir.media」では、中伊豆ワイナリーヒルズにあるワイナリー、「伊豆ワイナリーシャトーT.S」の紹介記事を掲載しています。

バーチャルツアーとともに紹介記事もご覧いただくと、中伊豆ワイナリーヒルズの魅力をもっと詳しく知ることができます。ぜひチェックしてくださいね。

それではさっそく、バーチャルツアーを視聴してみましょう。
今回のバーチャルツアーは、「ワインの蔵出し工程」。どのような作業が行われるのでしょうか。

ツアーは、樽貯蔵庫にずらりと並ぶワイン樽の映像からスタートします。

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皆さんは、ワインの樽貯蔵庫に入ったことはありますか?
樽貯蔵庫のなかには、熟成したワインと樽の香りがほんのり漂っています。

湿度の感じられる、しっとりとした肌触りが心地よい空間ですよ。ワイナリー訪問の際に樽貯蔵庫の見学が可能な場合には、ぜひ一度入ってみてくださいね。

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中伊豆ワイナリーヒルズの蔵出しでは、ワイン樽にノズルを接続し、窒素ガスを送り込んで圧力でワインを押し出す方式を採用しています。

ポンプを使わないことで、よりワインに優しい方法なのだとか。

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窒素ガスがボンベから送られると、ワインがコンテナに流れ始めます。

ひと樽あたり7〜10分ほどかかるそう。樽の容量は225ℓで、フルボトルに換算すると300本程度ですから、スピーディに蔵出しが行われていることがわかります。

動画では紹介はありませんでしたが、樽からコンテナにワインを移したら、そのあとは続けて瓶詰めの工程に入るのでしょう。中伊豆ワイナリーヒルズの瓶詰め作業に関しては、バーチャルツアー紹介企画の第8回でご案内していますよ。

さて、この動画で蔵出しされていたのは、メルローのワイン。半年間ゆっくりと樽で熟成されたワインには、樽の香りが染み込んでいます。
樽はメーカーや樽木が育った森の種類、使用した回数によって、香りのつき方が異なるそうです。

フレンチオークだけで、購入が可能な樽の種類はなんと80にのぼるとか。ぶどうの品種などに合わせて、ぴったりの樽を選ぶのも醸造家の腕の見せどころですね。

どうやって樽選びをするのかについても、もっと詳しく知りたいと感じました。

上位ランクのワインには、新樽を利用することが多いそう。ワインの味によって使用するワインを使い分けることで、バランスのよい仕上がりが期待できるようです。

ワインを飲むときには、樽ごとの香りの違いもしっかりと気をつけて味わい、楽しんでみたいものですね。

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瓶詰めが行われたメルローのワインは、さらに半年以上は瓶熟成されます。消費者の手にわたるのは、樽出しから1年ほど経過してから。
ぶどうがワインになるまでには、長い時間がかかるんですね。

ワイン樽の魅力について知ることができる、勉強になる内容のツアーでした。

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「Terroir.media」では、今後もおすすめのワイナリーバーチャルツアーを紹介していきますのでお楽しみに!

この記事を読んで中伊豆ワイナリーヒルズのバーチャルツアーに興味を持った方は、ぜひ動画を視聴してみてください。


この記事で紹介したワイナリーの基本情報です。

ワイナリー名:中伊豆ワイナリーヒルズ

中伊豆ワイナリーヒルズ バーチャルツアー

【見学】ワインの蔵出し工程を見学してきました


『中伊豆ワイナリーヒルズ』インタビュー記事