埼玉県秩父市吉田の兎田地区に2015年にオープンしたワイナリー、『秩父ファーマーズファクトリー兎田ワイナリー』に、訪問しました。
自社農園で栽培されたぶどうを使用し、自社醸造所でワインを生産するドメーヌタイプのワイナリーです。
こちらにはワイナリー直営レストラン、「釜の上農園村レストラン」もあり、美味しい食事や同ワイナリーのワインが試飲できます。
早速、『秩父ファーマーズファクトリー兎田ワイナリー』の魅力をレポートしていきます!
『ワイン造りに適した場所でぶどうを栽培』
私が『秩父ファーマーズファクトリー兎田ワイナリー』に訪問したのは、2月の穏やかな日。
某地図アプリの情報をもとにたどり着いた場所には、澄み渡る青空と広い広いぶどう畑が広がっていました。
同ワイナリーのある吉田兎田地区は、秩父の中でも降雨量が少ないことからフルーツ栽培に適した場所といわれています。
また、昼夜の寒暖差が大きいことから、特にぶどう栽培には適した場所ということで、品質の高いぶどうが収穫できるのだそうです。
ちなみに私が訪れた2月は剪定作業が終わりの頃。
家庭用のぶどうは棚仕立て、ワイン用のぶどうは垣根仕立てが適しているそうです。
今年はどんなブドウが育つのかな?
次は新緑の季節&ぶどうがたわわに実る頃に遊びに来よう!
『「釜の上農園村レストラン」でランチ』
ぶどう畑を散策したあとは、お待ちかねのランチ。
ワイナリー直営レストラン、「釜の上農園村レストラン」に向かいました!
ワイナリーに来る途中の交差点にあった大きな建物がレストランだったのね…。
どんな美味しいお料理とワインがあるのか、ワクワクします!
自社畑の近くにあるこのレストランは、古民家を改築したという天井の高い“和モダンテイスト”のレストラン。
小上がりとテーブル席が配置された、広くゆったりとしたスペースが特徴的です。
こちらのレストランではさまざまなワインが用意されていますが、その中にグラスワインのハーフサイズを発見。
せっかくなので2種類のワインを飲み比べしてみました!
私はそこまでお酒が強くないので、ハーフサイズが提供されているのは嬉しいポイントですね。
▶〈秩父ルージュ〉
まずは赤ワイン〈秩父ルージュ〉をテイスティング。
色は少し明るめで香りも爽やかです。
少し酸味がありますが軽い飲み心地なので、のちほどお伝えするわらじカツ丼との相性も抜群のワインでした!!
▶〈兎雪-YUKI-〉
色合いは〈秩父ルージュ〉に比べてより深紅。
華やかで甘い香りが魅力的な赤ワインです!
色合いと香りとは裏腹に、飲み口はまろやかで後味もすっきりとした感じでした!
『おまちかねのランチはコチラ』
ではでは、早速お待ちかねのワイナリーランチをご紹介。
ドドーンと行きます!
▶秩父グルメわらじカツ丼(トマトピューレのせ)
こちらは「秩父グルメわらじカツ丼(トマトピューレのせ)」。
トマトがお酢とからまり、甘酸っぱいタレによく合います♪
今回は〈秩父ルージュ〉とペアリングしてみました!
▶マルゲリータ
マルゲリータは特製柑橘系のソースとの相性バツグン!
ほどよい厚みの生地だったので、ペロリといただいちゃいました!
とにかくどれも美味しく最高のランチ!
メニューにあった「うどん」や「わらじカツ丼チーズフォンデュ添え」も絶対に美味しいはず…。次回はこちらも食べてみます!
『ショップではテイスティング可能!』
こちらのショップでは、ワインのテイスティングもできるみたい。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、しっかりと消毒…。
まず、私がテイスティングしたのは〈秩父ルージュ2020 (新酒)〉。
軽やかで少しの甘さを感じさせる、さっぱりとした赤ワインです。
〈兎月-TSUKI-〉は、ウイスキー樽で熟成させた後、シェリー樽でなんと22ヶ月熟成。香り高く、深みのある味わいでした!
このホワイトワインケーキも美味しそうですし、デザインもとってもおしゃれです。
『まるで海外のワイナリーを訪れたかのよう…』
帰りにまたぶどう畑をお散歩。
広大な景色、爽やかな風、そして美味しいワインとお料理。
日本にいるはずなのに、どこか海外のワイナリーを訪れているような、そんな旅をしたような気分になりました!
日本には300以上のワイナリーがあるそう。
私の趣味は「ワイナリー巡り」と、そう胸を張って言えるようになりたい。
そして、ワイナリーへ行ったことのない方たちにワイナリーの魅力を伝え、興味を持ってもらえるようになりたい!
そんなことを考えた1日でした。
今回訪問したワイナリー埼玉県秩父市にある秩父ファーマーズファクトリー兎田ワイナリー