京都市内から約1時間30分!おすすめワイナリー『丹波ワイン』

この夏のおでかけはどこにしようかとお悩みのあなた。そんなあなたにオススメなのが、京都市内から約1時間30分でいける「丹波ワイン」です。

京丹波の自然に囲まれたすばらしい景色のワイナリー。ぶどう畑の目の前で地元食材のBBQができたり、色々な種類のワインが無料試飲できたりと魅力がたっぷり。丹波ワインにいって、普段とはちがう休日の過ごし方はいかがでしょうか

『京丹波の自然とぶどう畑にかこまれたワイナリー』

丹波ワインは1979年に黒井哲夫氏により創業、「京都の食文化に合うワインを創る」という熱い想いを持ってスタ-トしました。

京都府京丹波町の里山にあるちいさなワイナリー。京丹波の里山は美しい山と水があり大地の恵みがあります。豊かな自然を感じながらワインを知ることができて一味違った休日を過ごせる施設です。

▶ヴィンヤードグリル

京丹波ワインの農園やワイナリーに併設するぶどう畑が一望できるガーデンカフェテラス。
地元食材を使い、地産地消をコンセプトに旬の食材とワインをグリルしながらゆっくりと楽しめます。ペットの同伴も可能。

▶ワイナリーショップ

丹波ワインが提案する生活を彩る小物や雑貨、器の数々が販売されています。現地でしか手にはいらないレアなオリジナルワインも販売。
ワイン好きのあのひとに京都土産「丹波ワイン」はいかがですか?

▶テイスティングカウンター

様々な自社ワインが無料試飲できます。ワイナリー訪問日当日は8種類あり、有料試飲も3種類ありました。ワイナリースタッフが丁寧に説明してくれるので色々聞きながら試飲が可能です。
実際に醸造やぶどうの栽培に関わるスタッフならではの情報を教えてくれますよ。

この日は
「ピノ・ノワールにはこだわっていて一番高価な雨よけをつけているんですよ」
と教えてくれました。

『「ヴィンヤードグリル」でBBQをしてみた』

冒頭でもご紹介した「ヴィンヤードグリル」で実際にBBQ。
予約の方法やお席の景色。
食材など満足のできる内容かを検証してみました。

予約は丹波ワインの公式HPで3日前から予約ができます。

・【特製ジビエグリル】一人前6500円
・【丹波グリルコース】一人前3000円

今回は丹波グリルコースを2人前予約しました

まずはお席の様子です。

ワイナリーショップに併設されている屋根付きのスペースにテーブルが設置されてBBQセッティングがされていました。急な雨でも安心ですね。

そして目の前にはぶどう畑!ワイン好きにはたまらないシチュエーションです。

スタッフの方が 
「手前のほうであればぶどう畑にはいっていいですよ」
とのことでした。なんともうれしいですね。

そしてお待ちかねの丹波グリルコースの内容です。
席で待っていると運ばれてきました。

2人前でこれはなかなか豪華ですね!運んできたスタッフが丁寧に食材の説明をしてくれました。この日のお野菜は地元で朝に収穫した新鮮なものでした。

・万願寺とうがらし
・むらさき甘長(ししとう)
・ナス
・白ナス
・大黒しめじ
・ズッキーニ
・かぼちゃ
・パプリカ
・たまねぎ

そしてお肉は京都産の地鶏、豚肉、牛肉と自家製サルシッチャが用意されています。

テーブルには自家製のタレ、ぶどうポン酢、ワイン塩が準備され、食べる前からよだれが出てしまいます!

それではお食事の前に乾杯です。あれ?飲み物は注文かなとスタッフにきいてみると

「ワイナリーショップでお買い求め下さい」

???

買ってきてそのまま飲めるのでしょうか?

「はい。お買い求めのワインを飲んでいただけます」

え―――!販売価格でいいんですか!

なんと販売価格でワインがのめてしまいます!

しかもちゃんとグラスやワインクーラーなどは用意して頂けますのでご安心を!
お店でのむと何倍もの値段のワインが、販売価格で飲めるなんてすばらしいサービスですね。

今回はスパークリングワイン「てぐみ」を買ってきました。

無濾過のワインで酵母のかおりが香ばしい、ビールのかわりに飲めるスパークリングワインでした。サーブまでしていただいてラグジュアリーな気分!

さあお待ちかねのBBQです。京丹波のお野菜を炭火でじっくり焼いていきます。
さすが朝採り野菜は新鮮で美味しい!

万願寺とうがらしはお野菜の甘味と独特の風味がたまりません。
大黒しめじはプリプリの食感に香ばしいキノコのかおり。

白ナスはおどろくほどみずみずしいお野菜でした。
シンプルにワイン塩やぶどうポン酢の組み合わせが最高でした。

そしてこの日の一押しだったのが地鶏です。
普段たべている鶏肉よりうまみが凝縮されています。こちらはワイン塩のほかぶどうポン酢でさっぱりいただきました。

食材は仕入れ状況によって毎日違うそうなので、次回が楽しみになりますね。
時折吹き抜ける高原の風が心地がよく、夏の暑い日でしたが過ごしやすく感じられました。

なんといってもぶどう畑に目前にワインと地元食材のペアリングが楽しめるなんて最高な気分でした。

▶【注意】アラカルトも事前予約で

ヴィンヤードグリルではBBQ以外にもメニューがあります。事前予約制なのでご注意下さい。

・大人気ガーリックバケット 600円
・焼き立てバケットチーズ 600円
・野菜ソーセージ 680円 
・和牛牛すじ赤ワイン煮込みミニカレー 500円 など

当日追加OKなアラカルトもあります。

・赤ワインジェラート 350円
・バニラアイス 250円

▶オーナーシェフみずから接客サービス

BBQのセッティングやお料理を運んでいただいたスタッフさん。食材の説明も愛のこもったものでした。後から他のスタッフから聞いたところによると、実はワイナリーのオーナーシェフで、フランスや東京のフレンチで腕をみがいて丹波ワインの専属シェフになった方。
残念ながら併設レストランはコロナ渦で休業されていました。

スタッフの方いわく

「シェフのつくる牛肉の赤ワイン煮込みは、丹波ワインを贅沢に使用した、ワイナリーでしかできない絶品なんです」

コロナ渦があけたら、ぜひ食べてみたいですね。

『おすすめ京都土産「丹波ワイン」3選』

丹波ワインのワイナリーショップで買える京都土産のワインをご紹介。
併設されている試飲カウンターがあるのでかおりや味わいを試せるのはうれしいポイントですね。

▶てぐみ

酵母のかおりが豊かな、スパークリングワインです。無濾過のにごりがあるため、味わいは飲むごとににごりの濃度が変わります。
味わいの変化がたのしいワインです。ビールのかわりにつかえる乾杯ドリンクにぴったりです。

▶デラ・グリ

デラウェアを使用した注目の「オレンジワイン」。
白ぶどうを赤ワインと同じ製法で、果皮と一緒に醸造するので、風味とコクがあります。どんなお料理にも合わせられます。

▶ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ

樹齢30年以上の古木からとれるぶどうを使用して造ったワイン。
凝縮された果実のかおりと味わいがあり奥深い味わいの赤ワイン。

▶番外編 おすすめワイナリー限定商品

・色とりどり野菜ソーセージ
カラフルな見た目はお野菜の色素のみで色付けした安心なソーセージ。BBQで映えること間違いなし。

・ワイン塩
ほんのりワインの風味がついたお塩。今回はBBQのお野菜や地鶏グリルでふりかけて素材のうまさをひきたててくれました。

・ぶどうポン酢
ほんのりワインのかおりがするポン酢。普通のポン酢より酸味が豊かで芳醇です。

・樽燻製チップ
ワインの熟成に使用した木の樽を燻製チップにしてあります。風味が豊かな燻製になることまちがいなし。

▶【アクセス】京都市内から1時間30分程

丹波ワインに行くには、
JR京都駅から嵯峨野線で園部駅へ約40分

そこからJR西日本バスで丹波高原へ約40分

バス停をおりると看板がみえます

看板を曲がるってのどかな田舎道を歩きます
野菜の無人販売所もあります

10分ほど歩くとぶどう畑が現れます

到着!たのしい道のりでした

▶車でもアクセス可能

名神高速大山崎ICから京都縦貫道丹波ICへ
国道9号線を福知山方面へ
京都市内から約1時間、大阪市内から約1時間30分

『まとめ』

京都にいながらまるでフランスに来ているかのようなワイナリー体験ができる施設でした。
京丹波の自然とぶどう畑にかこまれたワイナリーでラグジュアリーなレジャー体験をしてみませんか?


今回訪問したワイナリー
京都府船井郡にある丹後ワイン

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