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YouTubeに掲載されているワイナリーバーチャルツアーのなかで、おすすめの動画を紹介するシリーズの第5回をお届けします。前回までの記事のチェックがまだの方は、あわせてお楽しみくださいね。
さて今回は、「山野峡大田ワイナリー」の動画の紹介です。
広島県福山市山野町にある「山野峡大田ワイナリー」。
地元の人たちとの繋がりを大切に、ぶどうそのものの味をしっかりと感じられるワインを目指しているワイナリーです。
「Terroir.media」では、山野峡大田ワイナリーの紹介記事も掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。
今回紹介する山野峡大田ワイナリーの動画は、収穫と仕込みに関する内容。栽培地域や品種によっては、そろそろ収穫時期を迎えるぶどうもありますよね。
2020年9月に撮影されたピノ・グリの収穫と仕込みに関するこの動画は、今の季節に視聴するのにぴったりです。
実際に山野峡大田ワイナリーのワインを手元に準備して、じっくりと味わいながらの視聴もおすすめですよ。
それではさっそく、山野峡大田ワイナリーの「いざ!ぶどう収穫!!仕込みまで全てお見せします!!」を視聴した感想を紹介します。この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ視聴してみてくださいね。
動画は、ワイナリースタッフの「ヒロさん」と「シュンセイさん」のゆるいトークからスタートします。
そう、山野峡大田ワイナリーの動画の魅力はなんといっても、飾らない自然な空気感。まるで、仲のよい友人同士の会話を聞いているかのような雰囲気に癒されます。視聴していると、ついつい笑顔になりますよ。
続いて、畑での収穫シーンに。しっかりと色づいて、たわわに実ったピノ・グリの映像。ぶどうがたくさんなっているのを見ると、幸せな気持ちが自然とわき上がってきます。
パチンパチンと小気味のよい音を立てて、次々と摘み取られていくぶどうの房たち。摘み取りの際のポイントの解説に、なるほどと感心しながら映像に見入ってしまいます。
1年の成長や来年への課題を口にしながらぶどうを摘み取っていく姿に、ワイナリーの人たちの日常の姿が感じられます。
そして、ときおりもれる「感慨深い」との本音。1年をかけて少しずつ積み上げてきた成果が感じられるのが、収穫のときなんですね。
やがて収穫用のコンテナの中は、摘み取られたピノ・グリでいっぱいに。つやつやと輝くぶどうは、新鮮でとっても美味しそう。
山野峡大田ワイナリーでは、収穫したぶどうはすぐに仕込みに入るのだとか。醸造所に場所を移し、早速仕込み作業の開始です。
仕込みの映像とともに、工程ごとの手順や作業のポイントの解説をしてくれます。醸造に詳しくない視聴者にも、ワイン造りの作業がどんな風に進むのかがわかりやすいのが嬉しいですね。
搾汁が終わると、発酵前の搾りたての果汁を試飲するワイナリーのみなさん。搾りたてのフレッシュな果汁を味わえるのは、醸造家だけの特権ですよね。
動画の最後に、今後の醸造工程に関しての説明がありました。搾られたぶどうは、冬までかけて熟成していきます。どんなワインになるのかを見守りたいという言葉に、ぶどうとワインに対する深い思いを感じました。
1年の集大成である収穫と仕込みを迎えたワイナリーの方の熱い思いが詰まった素敵なツアーでしたよ。
山野峡大田ワイナリーのYouTube公式ページには、ぶどう栽培やワイン醸造に関する動画がほかにもたくさんアップロードされています。仕込み以外の醸造工程や、ぶどう栽培について知りたい人におすすめです。お気に入りの動画を見つけてみてくださいね!
この記事で紹介したワイナリーの基本情報です。
ワイナリー名:山野峡大田ワイナリー