有形文化財の中で長い歴史を感じるワイナリー

山梨県甲州市塩山にある「甲斐ワイナリー」。

1834年より酒造業を創業。もともとは日本酒の蔵だったそうだが、1986年にワイナリーを設立した。

ワイナリーの建物は国登録の有形文化財に指定されている趣のある建物で、そこに入っただけでこれまでの長い歴史を肌で感じることができる。

「日本人の繊細な味覚と食文化に合う上質なワイン造り」を目指している甲斐ワイナリー。
その歴史と、そこで醸し出されるワインを体感しに訪れてみた。

『歴史的な建物とワインを楽しんで』

甲斐ワイナリーさんに到着すると、まずは歴史ある古風な建物が目に飛び込んできます。

しかし、その歴史的な雰囲気からなのか、ぱっと見ただけではすぐに「あ、ワイナリーだ!」とはならないのかもしれません。

私も看板が道路沿いに出ていなければ、一度通り過ぎていたかもしれない…と思うほど。

ワイナリーとしての存在感があるにも関わらずどこか控えめなその場所に、是非足を運んでその雰囲気を感じてみてほしいです!

売店のある建物はこちら。広々とした空間の中でワインの販売、試飲をしています。
また、中の窓から見る外の景色は違った雰囲気で楽しめますよ。

そして、なんと甲斐ワイナリーさんは、試飲や工場・ぶどう畑の見学をすべて無料で案内してくださいます!ありがたいです!

この日、ワインを購入する際にどれにしようか迷ってしまったので、いくつか試飲させていただきました。(この日は白ワインのみの試飲でした)

ワイナリーの方が丁寧にご説明してくださるので、自分に合ったワインを見つけることができるはずです!
是非積極的にお話してみてください♪

ワインカフェ古壷でのんびりとしたひと時を』

甲斐ワイナリーさんの敷地内には売店のほかに「ワインカフェ古壷(coco)」があります!

こちらのカフェの建物も実は歴史が深いもので、江戸期の土蔵を甦らせたものだそうです。

築200年で、ワイナリー同様、国登録有形文化財に指定されています。

カフェでは、甲斐ワイナリーさんのワインをいただくことができるのはもちろん、おつまみやランチセット、ケーキなどもありワインとのマリアージュを楽しむことができます。

ちょうど甲斐ワイナリーさんに伺ったのが15時。

そろそろ小腹が空いてきた…、ということでワインカフェ古壷さんのお食事で一息つきます!

店内は想像しているよりも広々していて素敵。

お席に案内していただいてからしばらくメニューとにらめっこ。
どれも美味しそうなメニューで迷ってしまいますが…。

まずはせっかくなので、先ほど売店では試飲することができなかった赤ワインをいただきます!

この日いただいたのは「テイスティングセット(赤ワイン2種)」(1,380円)

左が「かざま赤葡萄酒」
右が「キュベかざまメルロー」

「かざま赤葡萄酒」は少し渋みもありましたが、あっさりとしておりとても飲みやすい印象。
ワインをあまり飲まないという方にもおすすめできそうです!

「キュベかざまメルロー」は甲斐ワイナリーさんの自社畑で栽培されたメルローを使った1本。2017年の日本ワインコンクールで銅賞を獲得したワインです。

こちらのワインと一緒にいただいたおつまみは…。

こちら!
「チーズプラトー(チーズ4種盛り合わせ)」

ワインとチーズ好きにはたまらない1品。
チーズのほかに、クラッカーやレーズン、キウイも!魅力的なおつまみです。

そしてとっても美味しい~。

この日は15時を過ぎていたので、ランチセットはいただきませんでしたが、今度はランチを食べに来たいと思います!

『オリジナルラベルがつくれるサービスも!』

甲斐ワイナリーさんでは、お気に入りの写真やイラストをラベルにしてくださるサービスをしています。

ワイン好きの方の誕生日のお祝いや結婚の記念など、特別な日のプレゼントに喜ばれること間違いなし!気になる方はチェックしてみてくださいね。

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今回訪問したワイナリー
山梨県甲州市にある甲斐ワイナリー

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